○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、今期定例会の会期は本日から23日までの14日間と決定いたしました。
△日程第2
会議録署名議員の指名
○議長(
望月昭治議員) 日程第2、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において4番、田中猛夫議員及び14番、茂木弘伸議員を指名いたします。
△日程第3 請願・陳情
○議長(
望月昭治議員) 日程第3、請願・陳情を議題といたします。 本日までに受理いたしました請願、陳情は、文書表のとおり
総務市民常任委員会に付託いたします。
△日程第4 報告第4号 令和2年度渋川市
一般会計継続費繰越計算書の報告について 報告第5号 令和2年度渋川市
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について 報告第6号 令和2年度渋川市
交流促進センター事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について 報告第7号 令和2年度渋川市
水道事業会計予算繰越計算書の報告について 報告第8号 令和2年度渋川市
下水道事業等会計予算繰越計算書の報告について
○議長(
望月昭治議員) 日程第4、報告第4号 令和2年度渋川市
一般会計継続費繰越計算書の報告について、報告第5号 令和2年度渋川市
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について、報告第6号 令和2年度渋川市
交流促進センター事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について、報告第7号 令和2年度渋川市
水道事業会計予算繰越計算書の報告について、報告第8号 令和2年度渋川市
下水道事業等会計予算繰越計算書の報告について、以上5件を一括議題といたします。 報告事項の内容について説明を求めます。 都丸総務部長。 (総務部長都丸勝行登壇)
◎総務部長(都丸勝行) おはようございます。ただいまご上程をいただきました報告第4号 令和2年度渋川市
一般会計継続費繰越計算書の報告につきましてご説明申し上げます。 議案書の1ページをお願いいたします。令和3年3月定例会においてご議決をいただきました継続費につきまして、令和2年度から令和3年度への逓次繰越額がありましたので、
地方自治法施行令第145条第1項の規定によりご報告申し上げるものでございます。 それでは、内容についてご説明申し上げます。8款2項市道1―1566号線道路改良事業(八木原地内)は、平成30年度から令和3年度の4か年で継続費を設定しております。継続費の総額は3億円であります。令和2年度継続費予算額は1億774万9,540円で、このうち1,171万5,540円が翌
年度逓次繰越額であります。 引き続き、報告第5号 令和2年度渋川市
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告につきましてご説明申し上げます。議案書の3ページをお願いいたします。繰越明許費の事業につきましては、昨年の第5回臨時会、12月定例会、本年の第1回臨時会及び3月定例会におきましてご議決いただいたもので、
地方自治法施行令第146条第2項の規定によりご報告申し上げるものであります。 それでは、順に各事業の概要をご説明申し上げます。5ページから10ページまでの報告第5号の参考資料と併せて御覧ください。まず、3ページの1行目、2款1項渋川市
PR動画情報発信事業の翌年度繰越額は19万7,000円であります。これは、令和3年3月31日に市内で実施された聖火リレーの様子をまとめた市のPR動画を作成するものであります。 2行目、2款1項
移住定住支援事業の翌年度繰越額は266万2,000円であります。これは、本市への移住を促進するため、移住定住支援に特化した、分かりやすい移住専用のホームページを作成するものであります。 3行目、2款1項
バス交通活性化推進事業の翌年度繰越額は870万円であります。これは、委託路線バスに
交通系ICカードシステムを導入するための経費を補助するためのものであります。 4行目、2款3項一般経費の翌年度繰越額は921万8,000円、5行目、3款1項
自立支援給付事業の翌年度繰越額は231万円であります。これらの2事業は、国の制度改正等に伴い、システムを改修するためのものであります。 6行目、3款1項地域介護・
福祉空間整備等施設整備補助事業の翌年度繰越額は618万4,000円であります。これは、高齢者施設の改修費用の一部を補助するためのものであります。 7行目、4款1項
新型コロナウイルスワクチン接種事業の翌年度繰越額は4億6,824万2,000円であります。これは、
新型コロナウイルスワクチン接種の実施に必要な環境を整備するとともに、各種接種費用を負担するためのものであります。 8行目、6款1項
小規模農村整備事業(上ノ原地区)の翌年度繰越額は1,100万円であります。これは、赤城町上ノ原地内の農道の測量設計及び用地調査を実施するためのものであります。 9行目、6款1項
ため池防災減災事業の翌年度繰越額は648万円であります。これは、ため池の耐震性点検及び豪雨調査を実施するためのものであります。 10行目、7款1項
新型コロナウイルス感染症対策資金利子補給事業の翌年度繰越額は1,800万円であります。これは、県の融資制度である
新型コロナウイルス感染症対策資金の利子補給を実施するものであります。 11行目、7款1項しぶかわ
飲食店応援キャンペーン事業の翌年度繰越額は1,928万626円であります。これは、市内飲食店で利用できる割引券、
味彩クーポン券を全戸に配布したものであります。 12行目、7款1項
小規模事業者経営継続支援事業の翌年度繰越額、6,990万円であります。これは、
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、売上げが減少している
市内小規模事業者を支援するためのものであります。 13行目、7款1項
小規模事業者感染症対策店舗改修支援事業の翌年度繰越額は1,414万5,000円、最下行、7款1項
小規模事業者感染症対策環境整備支援事業の翌年度繰越額は1,449万9,300円であります。これらの2事業は、小規模事業者が実施する
新型コロナウイルス感染症対策のための環境整備等に要する経費の一部を補助するものであります。 4ページをお願いいたします。1行目、7款1項
事業継続力強化計画策定助成事業の翌年度繰越額は130万円であります。これは、
事業継続力計画を策定し、災害及び感染症等への対応力の向上に取り組む小規模事業者へ助成金を交付するためのものであります。 2行目、7款1項
小規模事業者テイクアウト等導入支援事業の翌年度繰越額は791万5,000円であります。これは、新しい生活様式に対応した営業形態として、テイクアウト、
デリバリーサービスまたはキッチンカーを導入するための経費の一部を補助するものであります。 3行目、8款2項
市道木の間藤田線道路改良事業(小野子地内)の翌年度繰越額は687万5,000円であります。これは、国道353号と
県道渋川下新田線を結ぶ生活道路の拡幅整備を実施するものであります。 4行目、8款2項
橋りょう維持補修事業の翌年度繰越額は9,490万2,000円であります。これは、八崎地内の羽場橋及び吹屋地内の村道8084号橋の補修工事を実施するものであります。 5行目、10款1項新しい
学校生活実践事業の翌年度繰越額は2,120万円であります。これは、
新型コロナウイルス感染症対策として、各小中学校における衛生材料等を継続的に整備するものであります。 6行目、10款2項
GIGAスクール構想推進事業の翌年度繰越額は3億2,280万6,000円、7行目、10款3項
GIGAスクール構想推進事業の翌年度繰越額は1億8,442万1,000円であります。これらの2事業は、全小中学校に高速大容量の
通信ネットワークを構築し、児童生徒1人につき1台の
学習用タブレットを整備するものであります。 8行目、10款5項
古巻公民館整備事業の翌年度繰越額は1,729万8,000円であります。これは、古巻公民館の建設に伴う基本設計を実施するものであります。 9行目、10款5項
公民館施設等改修事業の翌年度繰越額は2,409万2,000円であります。これは、金島ふれあいセンターのホールの空調設備の更新工事を実施するものであります。 最下行、10款6項
社会体育施設維持管理事業の翌年度繰越額は3,681万7,000円であります。これは、
子持社会体育館の空調設備の改修工事を実施するものであります。 以上で報告第4号及び第5号の説明を終わります。
○議長(
望月昭治議員)
狩野産業観光部長。 (
産業観光部長狩野 均登壇)
◎産業観光部長(狩野均) 引き続きまして、ご上程いただきました報告第6号 令和2年度渋川市
交流促進センター事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告についてご説明申し上げます。 議案書の11ページをお願いいたします。繰越明許費の事業につきましては、令和2年度中に事業が完了しないため、昨年12月定例会におきましてご議決いただいたもので、
地方自治法施行令第146条第2項の規定によりご報告申し上げるものであります。 それでは、事業における繰越理由などの概要を申し上げますので、13ページの参考資料と併せて御覧ください。繰越計算書の1行目、1款1項
交流促進センター管理事業の翌年度繰越額は784万3,000円であります。これは、SUNおのがみの
チラーユニット圧縮機整備工事に関わるものであります。 以上で報告第6号の説明を終わらせていただきます。
○議長(
望月昭治議員)
中澤上下水道局長。 (
上下水道局長中澤秀夫登壇)
◎上下水道局長(中澤秀夫) それでは引き続きまして、ご上程いただきました報告第7号 令和2年度渋川市
水道事業会計予算繰越計算書の報告についてご説明申し上げます。 議案書の15ページをお願いいたします。本報告は、令和2年度予算経費のうち、年度内に事業が完了しないため翌年度に繰越しして使用することになりました建設改良費の繰越額につきまして、
地方公営企業法第26条第3項の規定によりご報告申し上げるものであります。繰越計算書の1行目、1款1項
配水施設改良事業の翌年度繰越額は7,292万3,000円であります。繰越ししました事業は、説明欄に記載の5件であります。 それでは、繰越理由等の概要を順番にご説明申し上げますので、17ページから18ページまでの参考資料と併せて御覧ください。繰越計算書の説明欄の1件目、上信自動車道(
渋川西バイパス)
関連配水管整備2―2―2工区工事は、国土交通省が事業主体となる上
信自動車道事業に関連する管路工事であることから、関連工事の事業進捗に合わせて適正な工期を確保するため繰越しをしたものであります。なお、事業完了は7月30日を予定しております。 説明欄の2件目、伊香保(長峰)地区送水管布設替工事は、一部
県道渋川松井田線の橋梁部に送水管の添架を伴うものでありますが、添架材の一部変更により納入時期が当初の予定より大幅に遅れたことから、適正な工期を確保するため繰越しをしたものであります。なお、事業は4月30日に完了しております。 説明欄3件目、
津久田地区配水管布設工事は、既設配水管の埋設位置が想定と異なっていたことが判明し、接続調整が必要となったことから、適正な工期を確保するため繰越しをしたものであります。なお、事業は4月15日で完了しております。 説明欄の4件目、津久田地区配水管布設替工事は、既設送水管と既設配水管との離隔がないことが判明し、既設管と新設管の接続の際、支障となる既設管を一部切り回す必要が生じたことから、適正な工期を確保するため繰越しをしたものであります。なお、事業は4月30日に完了しております。 説明欄の5件目、
八木原地区配水管布設工事は、市道1―1566号線
芝附橋整備工事に関連する管路工事であることから、関連工事の事業進捗に合わせて適正な工期を確保するため繰越しをしたものであります。なお、事業完了は10月20日を予定しております。 以上、
水道事業会計予算で繰越しをした事業は、
配水施設改良事業5件、翌年度繰越額の合計は7,292万3,000円であります。 以上で報告第7号の説明を終わらせていただきます。 引き続きまして、ご上程いただきました報告第8号 令和2年度渋川市
下水道事業等会計予算繰越計算書の報告についてご説明申し上げます。議案書の19ページをお願いいたします。本報告は、令和2年度予算経費のうち、年度内に事業が完了しないため翌年度に繰越しして使用することとなりました建設改良費の繰越額につきまして、
地方公営企業法第26条第3項の規定によりご報告申し上げるものであります。 繰越計算書の1行目、1款1項管渠整備事業の翌年度繰越額は2,052万6,000円であります。繰越ししました事業は、説明欄に記載の2件であります。 それでは、繰越理由の概要を順番にご説明を申し上げますので、21ページの参考資料と併せて御覧ください。繰越計算書の説明欄の1件目、公共下水道公共渋川汚水管布設替工事は、令和3年1月28日に発生しました管渠の閉塞事故の際に、接続する汚水管の著しい劣化が判明したため、その後に事業着手となったことから、適正な工期を確保するため繰越しをしたものであります。なお、事業完了は6月30日を予定しております。 説明欄の2件目、
公共下水道特環小野上汚水管布設工第16工区工事は、関連する群馬県
渋川土木事務所が発注する
社会資本総合整備交付金(防災・安全)国道防災(村上工区)工事の工期が延長となったことから、適正な工期を確保するため繰越しをしたものであります。なお、事業は5月28日に完了しております。 続きまして、2行目、
処理場整備事業の翌年度繰越額は1億4,204万9,000円であります。繰越ししました事業は、19ページから20ページの説明欄に記載の4件であります。 それでは、繰越理由等の概要を順番にご説明申し上げますので、21から22ページまでの参考資料と併せて御覧ください。説明欄の1件目、
物聞沢水質管理センター再構築工事(第1期)その2は、継続しています工事全体の早期完了を図るため、沈砂池施設への既設流入系統からの切替え工事を併せて実施することから、適正な工期を確保するため繰越しをしたものであります。なお、事業完了は7月30日を予定しております。 説明欄の2件目、同じく
物聞沢水質管理センター再構築工事(第1期)その3は、電気設備工事につきまして、仕様の変更等により不測の日数を要したことから、適正な工期を確保するため繰越しをしたものであります。なお、事業完了は7月30日を予定しております。 説明欄3件目、勝保沢排水処理施設曝気装置修繕工事、及び議案書の20ページをお願いいたします。説明欄の1件目、横野中央排水処理施設曝気装置修繕工事は、交換部品の製作メーカーにおいて、
新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言を受け業務の縮小が実施されたことにより、部品の製作及び整備期間に不測の日数を要したことから、適正な工期を確保するため繰越しをしたものであります。なお、両事業ともに、4月30日に完了しております。 以上、下水道事業等会計予算で繰越しをした事業は、管渠整備事業が2件、
処理場整備事業が4件、計6件、翌年度繰越額の合計は1億6,257万5,000円であります。 以上で報告第8号の説明を終わらせていただきます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で報告第4号、報告第5号、報告第6号、報告第7号及び報告第8号を終わります。
△日程第5 議案第59号 市長専決処分の報告と承認について(渋川市税条例等の一部を改正する条例) 議案第60号 市長専決処分の報告と承認について(渋川市
都市計画税条例の一部を改正する条例)
○議長(
望月昭治議員) 日程第5、議案第59号 市長専決処分の報告と承認について(渋川市税条例等の一部を改正する条例)、議案第60号 市長専決処分の報告と承認について(渋川市
都市計画税条例の一部を改正する条例)、以上2議案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 都丸総務部長。 (総務部長都丸勝行登壇)
◎総務部長(都丸勝行) ただいまご上程をいただきました議案第59号 市長専決処分の報告と承認について、議案のご説明を申し上げます。 議案書の23ページをお願いいたします。初めに、専決処分をさせていただきました理由及び提案理由につきましてご説明申し上げます。 25ページをお願いいたします。今回専決処分をさせていただきましたのは、渋川市税条例等の一部を改正する条例でございます。地方自治法第179条第1項の規定によりまして専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定によりご報告し、議会のご承認をお願いするものであります。今回の専決処分につきましては、地方自治法等の一部を改正する法律、地方税法施行令等の一部を改正する政令等、地方税施行規則等の一部を改正する政令等の交付に伴い、所要の改正を行う必要が生じたものであります。この改正は、令和3年4月1日から施行されるものでありましたので、令和3年3月31日付をもって専決処分をさせていただきました。 次に、議案の内容についてご説明申し上げます。議案第59号の参考資料といたしまして、37ページから49ページまで、新旧対照表を併せて御覧ください。なお、主な改正内容のみ説明をさせていただき、項目の新設、追加等に伴う項ずれ等につきましては説明を省略させていただきます。 27ページをお願いいたします。最初に、第1条関係でございます。上から5行目の第36条の3の2、上から9行目の第36条の3の3及び上から14行目の第53条の9の改正は、給与所得者の扶養親族申告書、公的年金等受給者の扶養親族申告書、退職所得申告書の電子提出に係る税務署長の承認を廃止するものであります。 次に、下から4行目の第81条の4の改正は、軽自動車税の環境性能割について、新たな2030年度燃費基準の下で、購入時の税負担軽減となる税率区分の見直しを行うものであります。 次に、28ページ、下から5行目から30ページ、上から16行目までの第10条の5の改正は、平成30年7月豪雨に係る固定資産税の特例として、引き続き2年間適用を受けることができるよう必要な措置を講ずることとし、法規定の新設に合わせて新設するものであります。 次に、30ページの上から17行目から、次の31ページ、上から15行目までの附則第11条から13条の改正は、宅地、農地等に対する固定資産税の特例について、令和3年度から令和5年度までの間、土地の価格の下落修正及び負担調整措置を継続するものであります。 次に、31ページの上から16行目から次の32ページの下から5行目までは、軽自動車税の改正でございます。31ページの上から16行目の附則第15条の2の規定では、軽自動車税の環境性能割の臨時的軽減期間を9か月延長する改正であります。 次に、下から11行目から次の32ページの下から6行目までの附則第16条の改正は、軽自動車税の種別割のグリーン化特例のうち、50%軽減及び25%軽減の対象を営業用乗用車等に限定した上で、特例の適用期間を2年間延長するものであります。 次に、32ページの下から4行目の附則第22条の改正は、東日本大震災に係る固定資産税の特例適用期間を令和8年度まで5年間延長するものであります。 次に、下から3行目から次の33ページの上から3行目までの附則第26条の2の改正は、
新型コロナウイルス感染症等に係る住宅借入金等特別税額控除の特例で、控除期間を13年とする特例の適用期限の延長を行うもの、この延長した部分に限り、合計所得が1,000万円以下のものについて面積要件を緩和し、面積が40平米以上50平米未満である住宅も対象とする特例措置を講ずるものであります。 33ページの上から4行目からは、第2条関係でございます。令和2年度の6月議会で議決されました渋川市税条例の一部を改正する条例の一部を改正するものであります。上から7行目の第2条の改正は、法人市民税の一部を改正するための項ずれに伴うものであります。以上改正等に伴う施行期日は、4月1日からであります。 33ページから35ページの附則は、施行期日、経過措置に係る規定でありますので、説明は省略させていただきます。 引き続き、ご上程いただきました議案第60号 市長専決処分の報告と承認について、議案のご説明を申し上げます。 51ページをお願いいたします。初めに、専決処分をさせていただきました理由及び提案理由についてご説明申し上げます。 53ページをお願いいたします。専決処分をさせていただきましたのは、渋川市
都市計画税条例の一部を改正する条例であります。地方税法等の一部の改正に伴いまして、所要の改正を行う必要が生じたものであります。この改正は、令和3年4月1日から施行されるものでありましたので、地方自治法第179条第1項の規定により、令和3年3月31日付をもって専決処分をさせていただきました。 次に、議案の内容についてご説明申し上げます。55ページをお願いいたします。なお、議案第60号の参考資料としまして、59ページから62ページまでの新旧対照表を併せて御覧ください。 55ページ、上から4行目の附則第16条から、1ページ越えまして57ページ、上から1行目の附則第2項までの改正内容は、固定資産税と同様に、地方税法改正等に伴う特例適用期間の延長及び項ずれ等、所要の改正を行うものであります。施行期日は、同じく令和3年4月1日からであります。 以上で議案第59号及び第60号の説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご承認くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第59号及び議案第60号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第59号及び議案第60号については、委員会付託を省略することに決しました。 議案第59号の討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 お諮りいたします。本件は、これを承認することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第59号 市長専決処分の報告と承認について(渋川市税条例等の一部を改正する条例)は、これを承認することに決しました。 議案第60号の討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 お諮りいたします。本件は、これを承認することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第60号 市長専決処分の報告と承認について(渋川市
都市計画税条例の一部を改正する条例)は、これを承認することに決しました。
△日程第6 議案第61号 市長専決処分の報告と承認について(令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第2号))
○議長(
望月昭治議員) 日程第6、議案第61号 市長専決処分の報告と承認について(令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第2号))を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 都丸総務部長。 (総務部長都丸勝行登壇)
◎総務部長(都丸勝行) ただいまご上程をいただきました議案第61号 市長専決処分の報告と承認について(令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第2号))につきましてご説明申し上げます。 議案書の63ページをお願いいたします。地方自治法第179条第1項の規定によりまして専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。 65ページをお願いいたします。専決処分書であります。今回専決処分をさせていただきましたのは、令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第2号)であります。 初めに、専決処分の理由につきましてご説明申し上げます。豚熱緊急防疫対策及び
新型コロナウイルス感染症、生活経済安定対策を早急に実施するためのものであります。事業の執行上、緊急性を要しますことから、地方自治法第179条第1項の規定により、4月12日付をもちまして専決処分をさせていただいたものであります。 次に、内容につきましてご説明を申し上げます。67ページをお願いいたします。令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものであります。第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,583万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ331億4,148万9,000円とし、第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」のとおりといたしました。 72ページ、73ページをお願いいたします。2の歳入につきましてご説明申し上げます。15款国庫支出金2項1目1節の説明欄、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は8,145万7,000円の減額であります。これは、令和3年度
一般会計補正予算(第1号)においてしぶかわ観光応援キャンペーン事業の財源としましたが、今回の補正予算で同事業の財源として県支出金を見込むことに伴い、減額するものであります。 2目2節の説明欄1行目、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業費補助金は4,155万円、2行目、子育て世帯生活支援特別給付金給付事務費補助金は69万5,000円の、それぞれ追加であります。これは、児童扶養手当の受給世帯など、独り親子育て世帯に支給する子育て生活支援特別給付金の支給に必要な経費について、全額国から補助金を見込むものであります。 16款県支出金2項4目2節の説明欄、有害鳥獣対策事業補助金は76万円の増額であります。これは、野生イノシシの捕獲を強化するため、非狩猟期における捕獲奨励金の増額分について、県の補助金を見込むものであります。 5目1節の説明欄、地域観光事業支援補助金は1億6,288万4,000円の追加であります。これは、しぶかわ観光応援キャンペーン事業に係る経費について、県の補助金を見込むものであります。 19款繰入金1項1目1節の説明欄、財政調整基金繰入金は140万7,000円の増額であります。これは、今回の補正予算の財源として充当するものであります。 74ページ、75ページをお願いいたします。3の歳出につきましてご説明申し上げます。3款民生費2項2目子育て支援費の説明欄、子育て世帯生活支援特別給付金事業は4,224万5,000円の追加であります。これは、
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、児童扶養手当の受給世帯などの独り親子育て世帯の生活を支援するため、児童1人につき5万円を支給するものであります。 6款農林水産業費1項2目農業振興費の説明欄、豚熱防疫対策事業は60万7,000円の増額であります。これは、県内の養豚場において豚熱が発生したことを受け、防疫対策を強化するため、市内養豚業者に消石灰及び消毒液を配布するためのものであります。 2項1目林業振興費の説明欄、有害鳥獣対策事業は156万円の増額であります。これは、豚熱ウイルスを媒介する野生イノシシの捕獲を強化するため、非狩猟期における捕獲奨励金を増額するためのものであります。 7款商工費1項3目観光費の説明欄、しぶかわ観光応援キャンペーン事業は8,142万7,000円の増額であります。これは、市内宿泊施設を利用する県内の観光客に配布する渋川市ふるさと感謝券について、宿泊者につき1人1,000円分を2,000円分に増やすためのものであります。 以上で議案第61号 市長専決処分の報告と承認について(令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第2号))につきましての説明を終わります。ご審議の上、ご承認くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第61号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第61号については委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 お諮りいたします。本件は、これを承認することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第61号 市長専決処分の報告と承認について(令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第2号))は、これを承認することに決しました。
△日程第7 議案第74号 令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第3号)
○議長(
望月昭治議員) 日程第7、議案第74号 令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 髙木市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) ただいまご上程をいただきました議案第74号 令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第3号)につきまして提案理由を申し上げます。 現在、
新型コロナウイルス感染症の再拡大に対し、本県を含む8県にまん延防止等重点措置が発令されております。渋川市としましても、ワクチン接種に係る体制を強化するとともに、相談対応や集団接種会場の運営対応など、総力を挙げて取り組んでいるところであります。今後、6月下旬に県が開設を予定している県央ワクチン接種センターの活用も図り、市民のワクチン接種を加速してまいりたいと考えております。今回の補正につきましては、
新型コロナウイルス感染症対策として、高齢者のワクチン接種会場への移動を支援するための予算、市が委託している路線バスに感染症対策を実施するための予算、小中学校の通学バスの感染症対策を実施するための予算、新型コロナウイルス生活経済安定対策として緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置などの実施により影響を受けている飲食関連事業者、宿泊事業者及び農業事業者を支援するための予算、低所得の子育て世帯の生活を支援するための予算、医療従事者を応援するための予算、高校生及び大学生などの学生を応援するための予算、新しい生活様式を推進するため、デジタル社会の推進策として乗合バスのICカード導入を推進するための予算、伊香保温泉石段街を網羅する屋外無料Wi―Fiスポットの整備など、予算補正の必要が生じましたので、ご提案申し上げるものであります。充当財源につきましては、国庫支出金で措置をいたしました。 なお、国の第三次補正予算である既存観光拠点再生・高付加価値化推進事業として申請をした、火災により被災したホテルの解体やポケットパークの設置を内容とする観光拠点再生計画がこのほど採択となりました。この再生計画に基づく各種事業は、地元の旅館や飲食店等が実施主体となって進め、市はそれをバックアップしてまいります。今回の補正予算に盛り込みました伊香保温泉石段街を網羅する屋外型無料Wi―Fiスポットの整備は、この取組の一つであります。今後も地元の事業者とともに、伊香保温泉のさらなる集客増に取り組んでまいります。 今回の補正予算第3号の内容等につきましては、総務部長からご説明申し上げます。急施を要しますので、ご審議の上、早急にご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) 都丸総務部長。 (総務部長都丸勝行登壇)
◎総務部長(都丸勝行) 議案第74号 令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第3号)につきましてご説明申し上げます。 補正予算関係議案書の1ページをお願いいたします。令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによりたいと思います。第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億8,527万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ335億2,676万5,000円としたいと思います。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によりたいと思います。 6ページ、7ページをお願いいたします。2の歳入につきましてご説明申し上げます。15款国庫支出金2項1目1節の説明欄、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は3億3,098万9,000円の増額であります。これは、国の交付金を今回の
新型コロナウイルス感染症対策、生活経済安定対策及び新しい生活様式の推進施策の財源として見込むものであります。 2目2節の説明欄1行目、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業費補助金は5,300万円、2行目、子育て世帯生活支援特別給付金給付事務費補助金は108万9,000円の、それぞれ増額であります。これらは、独り親以外の低所得者の子育て世帯に児童1人当たり5万円を支給する子育て世帯生活支援特別給付金の支給に必要な経費について、全額国からの補助を見込むものであります。 6目1節及び2節の説明欄、特別支援教育就学奨励費補助金は12万3,000円及び7万5,000円のそれぞれ増額であります。これらは、特別支援教育就学奨励費の対象経費にオンライン学習通信費が追加になったことに伴い、国の補助金を見込むものであります。 8ページ、9ページをお願いいたします。次に、3の歳出につきましてご説明申し上げます。2款総務費1項11目行政改革推進費の説明欄、デジタル・ガバメント推進事業は974万3,000円の増額であります。これは、コロナ禍における市役所の業務において、テレワークや分散勤務に対応できるようにするため、ネットワーク環境のないところからでも総合行政ネットワーク、いわゆるLGWANに接続できるモバイルパソコンを整備するためのものであります。 13目交通政策費の説明欄1行目、
バス交通活性化推進事業は、5,928万8,000円の増額であります。これは、
新型コロナウイルス感染症の長期化に対応するため、委託路線バスに光触媒コーティングの施工や空気清浄機の設置など、感染症対策を実施するためのもの、また委託路線バスに交通系ICカードの導入整備を進めるためのものであります。 2行目、ワクチン接種高齢者支援事業は、1,683万1,000円の追加であります。これは、コロナウイルスワクチン接種の会場への移動手段を確保するため、運転免許証を持たない75歳以上の高齢者にタクシー券を24枚追加で交付するためのものであります。 4款衛生費1項1目管理予防費の説明欄、医療従事者応援事業は4,105万8,000円の追加であります。これは、市内の医療機関に勤務する医療従事者や職員、コロナウイルスワクチン接種に協力する薬剤師及び訪問看護ステーションに勤務する看護師などに、1人当たり1万円の渋川市ふるさと感謝券を交付するためのものであります。 6款農林水産業費は、10ページ、11ページをお願いいたします。1項2目農業振興費の説明欄、農業者経営安定支援事業は310万円の追加であります。これは、
新型コロナウイルス感染症の影響等をはじめとする収入の減に備え、農業経営の安定化を図るために、農業者が加入する収入保険制度の保険料を助成するためのものであります。 7款商工費1項1目商工振興費の説明欄1行目、しぶかわ
飲食店応援キャンペーン事業は7,108万9,000円の追加であります。これは、まん延防止等重点措置などの影響を受け、売上げが減少している市内飲食店を応援するため、飲食店で利用できる割引券の第2弾、味彩クーポン2021として、全市民を対象に1人当たり1,000円分の割引券を配布するためのものであります。なお、事業の実施時期につきましては、感染状況を考慮して決定することといたします。 2行目、しぶかわふるさと学生応援便事業は1,213万8,000円の追加であります。これは、
新型コロナウイルス感染症の影響により、帰省や外出を自粛し、生活に不安を感じながら市外で生活している本市出身の学生を応援するため、本市の特産品の詰め合わせを送付するためのものであります。 3行目、飲食関連事業者等支援事業は1,240万円の追加であります。これは、まん延防止等重点措置の重点措置区域内の県内飲食店と取引等があり、直接的な影響を受けたことにより売上げが減少した事業者を支援するため、1事業者当たり5万円の支援金を交付するものであります。 4行目、飲食店経営継続支援事業は5,203万8,000円の追加であります。これは、まん延防止等重点措置による影響を受けながら、20時前に閉店するため、群馬県が支払う営業時間短縮要請協力金の対象とならない飲食店または喫茶店等の営業許可を受けている小規模飲食店を支援するため、1日当たりの平均売上高の20%分に営業時短要請期間を乗じた額を支援金として交付するものであります。 3目観光費の説明欄1行目、観光宣伝実施事業は109万1,000円の増額であります。これは、コロナ禍における安全安心な観光地としての環境を整備するため、伊香保温泉石段街を網羅する無料Wi―Fiスポットを4か所設置するためのものであります。 2行目、安心安全誘客支援事業は1,520万円の追加であります。これは、市内宿泊施設を支援するため、市民限定で1人当たり3,000円の宿泊費補助を、Go To トラベルや愛郷ぐんまプロジェクトが実施されていない時期に実施するためのものであります。なお、事業の実施時期につきましては、感染状況を考慮して決定することといたします。 9款消防費1項2目防災対策費の説明欄、防災備蓄品整備事業は180万円の増額であります。これは、コロナ禍における新しい生活様式に対応した避難所を運営するため、サーマルカメラ及び簡易寝袋を整備するためのものであります。 10款教育費1項1目教育総務費の説明欄、通学バス運行事業は307万9,000円の増額であります。これは、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、通学バス1台当たりの乗車人数を削減するため、校外活動支援事業用のバスを通学バスとして運行するためのものであります。 12ページ、13ページをお願いいたします。5項1目社会教育総務費の説明欄、がんばろう学生応援事業は3,193万6,000円の追加であります。これは、
新型コロナウイルス感染症の影響により、部活動の自粛やリモート授業の実施など、学生生活に制約を強いられている市内在住の高校生や大学生などを応援するため、1人当たり1万円分の渋川市ふるさと感謝券を交付するためのものであります。 以上で議案第74号 令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第3号)の説明を終わります。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。 3番、田村なつ江議員。 (3番田村なつ江議員登壇)
◆3番(田村なつ江議員) それでは、質疑をさせていただきます。補正予算関係議案書7ページ、歳入で区分1、総務管理費補助金、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金3億3,098万9,000円、これに関連でお聞きします。
新型コロナウイルスワクチン接種のライン予約の方法で市の職員がサポートするということで、6月7日からスマートフォンの操作方法などに不安のある方に対してということで、もう支援が始まったと思いますが、これ高齢者がそのときに持ち物としてスマートフォンまたはタブレットと書いてありますけれども、高齢者でそもそもスマートフォンやタブレットを使用している方というのは、必要に応じてできる方ではないかと思われます。そうでない高齢者が、毎日予約に対して何度も電話しても全然つながらない、何時間してもつながらない、それでどこに相談していいか分からないと市役所に問い合わせても、市役所も混乱をしていてなかなかつながらない。そういった方々に対しても、今後、この支援窓口、サポート専用窓口が設置されているものであるから、もっと予約ができるような、困っている人に対して優しいサポート、パソコンやタブレットを窓口に設置するなどして、支援サポートを今後もっと考えていないのかお聞きします。 またそれから、資料の9ページ、説明欄3行目、ワクチン接種高齢者支援事業で1,683万1,000円がついていて、タクシー券で1人24枚、1万2,000円つけた根拠。また、1回について使用できる枚数、これに関して、使用する市民に対して、接種場所から移動する費用は個々によって違うと思うのですが、同じ枚数で同額になっていると思いますが、それについてお聞きします。
○議長(
望月昭治議員) 田中総合政策部長。 (総合政策部長田中 良登壇)
◎総合政策部長(田中良) 田村議員からのご質疑にお答えさせていただきます。私からは、田村議員ご承知のとおり、6月7日から始まりましたライン予約の方法の関係、市役所の職員がサポートする窓口についてご説明をさせていただきます。 田村議員おっしゃいますとおり、高齢者にライン予約と電話という形で今対応しておるところでございますけれども、現在高齢者の方については、75歳以上については個別接種はライン予約でもできるということで、デジタルの推進という形でもありますので、このライン予約をできるようなサポートという形で窓口の設置をさせていただきました。これにつきまして、第二庁舎かなり、高齢者の方も6月7日については午前中だけで集まっていただいて、予約の方法等、事前にやってみたいという方について、ライン予約についての方法を分かりやすく、操作方法の説明資料を基に、自身でスマホを操作していただいて、ラインの方法を確認できるような形で対応をしておるところでございます。 今後につきまして、もっと優しい予約ができる方法ということでございますけれども、市役所職員が予約をやってしまうと、逆に混乱を招いてしまいますので、当分の間はスマートフォン、タブレット、持ち寄っていただいて、それで自分のスマートフォンで予約できる方法を市役所の職員がサポートをしていきたいと思います。これにつきましても、高齢者の予防接種がまだまだ続いておりますので、当面の間、サポートの窓口を設置していきたいと思います。
○議長(
望月昭治議員) 木村建設交通部長。 (建設交通部長木村裕邦登壇)
◎建設交通部長(木村裕邦) ワクチン接種高齢者支援事業についてお答えをさせていただきます。 まず最初に、24枚にした根拠ということでございますけれども、現在接種会場として市民会館で行われているわけでありますけれども、遠方の方を考慮いたしまして、距離の換算で約7キロメートルということで設定をいたしました。それで、1回6枚まで使用できるということになりますので、3,000円分ということで計算をしまして、接種が2回行われますから、2往復分ということで1万2,000円、24枚ということにさせていただきました。 それから、個々によって距離とかが当然違うわけでありますけれども、市民会館が接種会場ということで、渋川地区の方におきましては実際の利用料金を超えた部分の補助内容ということも想定されるわけでありますけれども、国から発出されております新型コロナワクチン接種者輸送に係るバス、タクシーの活用についてという要請がされております。その中で交通事業者への支援ということも考えて、タクシー需要の喚起を兼ねるということも考えまして、今回こういった事業の予算を補正させていただくこととしております。
○議長(
望月昭治議員) 3番。
◆3番(田村なつ江議員) それでは、市の職員のラインサポートの件からいきますけれども、当面の間はこのままスマートフォン、タブレットを持ってきていただいて対応するよという答弁がありましたが、私はスマートフォン、タブレットを持っている人は少ないのではないか、もちろん持っていてできないという人も困っているので、この支援については評価いたしますけれども、そうでなくても困っている高齢者ってたくさんいると思います。その困っている人がどこに行って支援をしてもらえるのかというのがすごく問題だと思うのです。私のところにも問合せは、もう本当に何件も来ていて、どうしたらいいのと。独居でもそうでしたけれども、独居の方は、基礎疾患もあるし、どこにも出ていけないのだけれども、相談するところがないのでというので私のところにその方も相談に来たわけですけれども、このところの窓口のサポートする場所が、もう少し範囲を広く、スマートフォン、タブレットだけではなく、ほかの自治体でもやっているところあると思いますけれども、パソコンを市の職員、またはボランティアの方がいて、そこに接種券、クーポン券等を持っていって、そこでお話をしながら協力して、必ず取れるというわけではないでしょうけれども、そこでサポートしてあげられるような、そういう優しいサポートをしていただけないかという内容で、先ほどの臨時交付金の関連して聞かせてもらっているのですけれども、このままでは取り残されている方はどんどん取り残されていって、どこに相談に行っていいかというのも分からないわけです。その辺を市はどうサポートしているのかお聞きします。 それと、先ほどの移動手段ですけれども、言っていることは理解できます。だけれども、その方その方によって、先ほども言いましたけれども、距離が違うのだから、もちろん費用も違いますよね。例えば市内で1回行くだけで片道1,000円かかる人だったら往復で2,000円、2回接種するとすれば4,000円ですよね。それが、距離的に1回3,000円だったら往復6,000円で、2回すると1万2,000円。それは、1万2,000円の高いほうを考えて1万2,000円にしたとするのも、それは理解できます。だけれども、そこに差額が発生した場合に、この目的が、内容が書いてあるのがワクチン接種高齢者支援事業で、ワクチン接種の移動ということでうたってあるわけです。そうすると、内容と違ってきませんか。ここがもしコロナの対応にしての移動支援であるならば、もう少し深い意味でいろいろなことで書いたなら納得はできるのですけれども、このワクチン接種に対しての移動支援と書いてあるのであれば、そこに公平性も問題ですし、おかしくないですか。これもともとあった高齢者の交通弱者に対してこの事業が行われていたわけです、今まで。それにこの1万2,000円を、みんな同じ額で同額で入ってくるという内容が、この辺に対して私はちょっと納得できないのですけれども、分かるように説明をお願いします。
○議長(
望月昭治議員) 総合政策部長。 (総合政策部長田中 良登壇)
◎総合政策部長(田中良) 田村議員からのご質疑にお答えさせていただきます。 田村議員ご指摘のとおり、困った高齢者に対しまして、スマートフォン、タブレットを持っていない人は今後どうするのだという内容も確認させていただいたところでございます。まず、65歳の集団接種もまだこれから始まります。窓口の中で、やはりラインアプリを済ませている方については、少しずつでありますけれども、できる方法という形で支援をしておるところでございます。スマートフォンを持たない方につきましては、やはりコロナ対策の関係部署と連携をしながら、今後検討していきたいと考えております。 まず初めに私の担当部局としてはデジタルの活用ということで、高齢者の方にも分かりやすく説明をしていきながら、ラインを使っていただいて、また接種の方法も対応していただくような、そういうサポートをまず考えておりますので、総合的な包括的な対応につきましては、今後検討をしていきたいと思います。
○議長(
望月昭治議員) 建設交通部長。 (建設交通部長木村裕邦登壇)
◎建設交通部長(木村裕邦) タクシー券の枚数の関係でございますけれども、距離換算ということで7キロメートルということで設定をさせていただいて、予算を上げさせていただいているわけであります。事業名としましてはワクチン接種高齢者移動支援事業ということになっておりますけれども、新型コロナワクチン接種開始に伴いまして、運転免許証を持たない75歳以上の高齢者に対しまして、集団接種会場や医療機関での個別接種のための移動を支援するということと、国が要請する高齢者の早期接種完了を目指すということで、タクシー券、高齢者支援事業ということでさせていただいております。その中では、コロナ禍における外出機会の確保、また公共交通の利用創出に伴う交通事業者支援と消費喚起ということも事業の中に含めて補正を上げさせていただいております。 (「議長、私はそんなこと聞いてないよ。しっかり答弁させてください」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 質疑にしっかり答えてください。 (何事か呼ぶ者あり)
◎建設交通部長(木村裕邦) 公平性と…… (何事か呼ぶ者あり) 先ほどもちょっと説明させていただいたのですけれども、ワクチン接種高齢者支援事業という名前にはなっているわけなのですけれども、その中で高齢者の方のワクチン接種を早期完了を目指すことを目的にしているわけですけれども、そういったことにコロナ禍における外出機会の確保や交通機関の支援ということも含めた事業ということになっております。
○議長(
望月昭治議員) 3番。
◆3番(田村なつ江議員) ワクチン接種のライン予約等の市の職員がサポートしますという、先ほどのところは、当面タブレットを持っている方が対象だということは承知しています。だけれども、この持たない人、困っている人いるわけです。皆さんよく分かっているのではないですか、それ。それを、今、今後検討していくはおかしくないですか。もう接種は始まっているのです。もう既に対応していかなければならない状況ではないの。違いますか。まして、スマートフォン、タブレット持っている人で困っている人はもちろんそうでしょう。支援していかなければならないと思いますけれども、それ以外に困っている人はもっと多くいるはずだと思いますけれども。今後検討なんておかしいです。すぐ取り組んでください、それについては。 続いて、今のワクチン接種の高齢者支援事業なのですけれども、それだったら何も、その書き方おかしくないですか。言っている意味は分かります。だけれども、納得できないです、それは。ワクチン接種の移動ってなっているのですから。コロナ禍の中の目的で対応しますよという、もう少し幅広い内容でしたら納得しますけれども。だって、これコロナ事業でうたっていませんか、違いますか、移動支援を。コロナワクチン接種に関わる高齢者移動支援となっているのでしょう。これが全額同じなんてあり得ないではないですか。ほかのところで、例えば違う自治体では、バスをワクチン接種の会場に行くまでにというので、クーポン券かな、ちょっとその辺はっきりしないので何とも言えないのですけれども、それを配って、必要な人はそれに乗って、それを渡せばいいわけですけれども、使わない人にもらったとしても、それは使わないのだから捨てていいわけですよね。それだったら目的に合います。今のは、その差額は自由に使ってくださいという内容でしょう。だけれども、これコロナワクチン接種に関わる移動支援と書いてあるのだから、その趣旨に反するって言っているのです。分かりますか。その辺しっかり答えてください。
○議長(
望月昭治議員) 髙木市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) コロナワクチンを短期間のうちにできるだけ多くの方々に接種するということは、大変至難の業でもあります。渋川市だけではなくて、全国でいろいろな試みが行われておりまして、私も新聞等を見て、こういうこともやっているのだな、こういうこともあるなということを情報を得ながら、庁内での会議を開いて、いろいろなことを模索しております。なかなかベストな方法はないのですけれども、今回はラインのほう、比較的進んできましたので、そして年齢層も下がってきましたものですから、ラインも併用していこうということにいたしました。当初は電話だけに限定しましたけれども、広げまして、こういう今の形になっております。議員がおっしゃるのは、そういう環境にない人がいると。一人で暮らしている方、高齢者の方、高齢者同士で暮らしている方がおります。私は、このワクチン接種で一番心配なのは、その人たちをどうするかということだといつも思っております。今は何%、何人なんというようなことで、国もどんどん、どんどん率とか量で地方を競わせておりますけれども、それだけではいけないと思っています。これからは、先ほどそういった接種環境、予約環境にない人をどうしていくかということで、そのことについてはそれぞれ市の職員が出向くなり、あるいは対応していくと。もうそういうきめの細かい対策が必要だと思っておりますので、今後についてはそういったところに力を注いでまいりたいと思っております。 それから、タクシー券の件でありますけれども、確かに予算書にはワクチン接種のための移動支援ということで書かれておるかと思います。趣旨としましてはその名前、それだけに私は固定しなくて、いろいろな形でワクチン接種に関連して高齢者の方が移動できるようにと、もうそういうことであります。これワクチンを打つための移動支援についても全国でいろいろな取組がなされております。私もバスを使ったらどうかとか、ほかの市では公用車が迎えに行くとか、いろいろなことに取り組んでおりますけれども、今の条件の中では、渋川市においてタクシー業界に協力していただくのがベストではないかということで、今回のタクシー券の追加配布ということで対応させていただいております。
○議長(
望月昭治議員) ほかに質疑ありませんか。 6番、山内崇仁議員。 (6番山内崇仁議員登壇)
◆6番(山内崇仁議員) 議案第74号 令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第3号)について質疑を行います。 先ほども出ましたワクチン接種高齢者支援事業について、まず伺います。今75歳以上の接種が大分進んでおります。今週からは70歳以上の個別接種の予約も始まっています。月末には65歳以上の集団接種、個別接種の予約が始まるかと思います。今回のこのタクシー券の配布、75歳以上の人ということで、接種が大分進んでいる中で、何でこの時期に24枚を配布するのか。また、先ほどの質疑を聞いていると、ほかのところにも使える。当初予算では48枚を24枚に削った。この辺の整合性が全然取れないと思います。まず、なぜこの時期に24枚を追加するのかお伺いいたします。 それから、飲食関連事業者等支援事業ということで、今の説明ですと、今回のまん延防止とか、そういうことに伴って、飲食関連事業者等に5万円を給付するということになっております。県でも同じような事業を今回の本会議で議決しております。県では企業に10万円、個人に5万円という形になっております。その中には飲食店以外、小売業とかその辺も含まれていると思います。今回渋川市のこの支援事業については飲食店のみなのか、それ以外の小売店等も含まれているのか、その辺についてお伺いいたします。 それと、しぶかわふるさと学生応援便事業、それからがんばろう学生応援事業、これについて算定基準及びPRの仕方、その辺がどうなのかをお伺いいたします。
○議長(
望月昭治議員) 木村建設交通部長。 (建設交通部長木村裕邦登壇)
◎建設交通部長(木村裕邦) 4月24日から始まりました集団接種会場での接種につきましては、6月9日までに既に12回実施されました。その会場におきまして、抽出ではありますけれども、来場された方にアンケートということをさせていただきまして、半数を超える方が家族等の送迎支援があって来場されておりました。それ以外のおよそ半数弱の方がご自分で運転されて来場されておりました。約5%から6%の方がタクシーやバスの公共機関または徒歩ということで、そういった実態がございました。なぜ今タクシー券を配布しての高齢者支援ということでありますけれども、今後高齢者へのワクチン接種が進むにつれまして、平日のワクチン接種による家族の送迎が困難な方や、また独り暮らしの高齢者の方、それや高齢者世帯の方などの移動困難者に対します支援の必要性が高まることは予想されますので、集団接種会場だけではなく、個別接種で医療機関へ行くためにもタクシー利用券を活用して、接種の環境づくりを整えたいということで、今回補正予算を提出させていただきました。
○議長(
望月昭治議員)
狩野産業観光部長。 (
産業観光部長狩野 均登壇)
◎産業観光部長(狩野均) まず最初に、飲食関連事業等支援事業についてお答えいたします。 飲食店か小売店かというご質問でございますけれども、この事業につきまして、小売店というか、影響を受けた飲食店と取引している業者に対しての支援でございます。具体的に申し上げますと、飲食料品だとか、あと割り箸だとか、おしぼりだとか、飲食業に材だとかサービスを提供する事業者ということでございます。タクシー事業者、代行運転事業者等も想定しているところでございます。 続きまして、しぶかわふるさと学生応援便事業の関係でございますけれども、これの算定とPRという質問でございます。まずは対象者数の推計でございます。対象の関係でございますけれども、一人一人のどこの学校へ行っているとか、そういった部分は把握はできない状況でございます。そういった中で、対象となる年代、今回は18歳から30歳までを対象として考えてございます。そういった中で、その年代ごとの中学校卒業時点での人数と大学などへの進学率、それと一人暮らしの学生の状況というのですか、一人暮らしの割合、そういったものを考えて人数を算定してございます。 それと、PRにつきましては、当然広報だとかホームページ、それに市のSNSもございます。そういった部分を使って広く周知していきたいと考えてございます。また、事業対象は、市内に在住する保護者がある方を対象としてございますので、そういった中で、保護者等からそういった内容が伝わっていけばと考えてございます。
○議長(
望月昭治議員) 島田教育部長。 (教育部長島田志野登壇)
◎教育部長(島田志野) ただいま、がんばろう学生応援事業についてご質疑をいただきました。がんばろう学生応援事業につきましては、平成3年4月2日から平成18年4月1日までに生まれた者ということで、こちらでは考えておるところでございます。また、申請時に渋川市に住所を有しているというところを考えております。 その中で、算定基準ということでございますが、こちらにつきましては高校生につきましては、令和2年に卒業した者から平成30年に卒業した学校教育課で把握しております児童生徒数の中から、まず人数を割り出しております。その中から、高等学校の進学率、およそ99%になりますが、そういったところで割り出した人数が約1,800人、また大学生等につきましては平成26年度に卒業した者、平成27年度卒業、平成28年度、平成29年度ということで、こちらにつきましても中学校の卒業の人数を勘案いたしまして、そこから高等学校の進学率ということで99%を掛けさせていただき、また非中退率というのがございますので、そういったところから計算し、約900人、また専門学校等に進学している者ということで、こちらにつきましても、計算をしていきました中で約300人ほどおるだろうというところで3,000人を想定しております。また、PR方法につきましては、広報、またSNS、こちらを使っていくこと、それと併せまして、市で行っておりますインすたでぃほーる、すたでぃばんく、こういった学習室を使いまして、チラシ等の設置をして周知を図ってまいりたいと考えております。
○議長(
望月昭治議員) 6番。
◆6番(山内崇仁議員) タクシー券ですけれども、もう接種率は50%を多分超えているのだと思うのですけれども、そういう中で、なぜ今なのかという話なのです。そういう足のない人って、もう分かっていたわけではないですか。そうしたら、接種を始める前にこういう予算で取って、高齢者の足の確保ってするのが普通なのではないのですか。接種を受けた人のアンケートを取って、今から配りますというのはおかしくないですか。それだったら、当初予算のときに24枚にしないで、48枚そのまま配布すればよかったのではないですか。ちょっとこの時期にこの24枚を追加するという意味がよく分からない。その辺をしっかりと答えてください。 それから、飲食店関連なのですが、確かに飲食店が今回まん延防止で全部休業になっています。それに関連する企業というのも、やはり売上げがないというのが現状だと思います。しっかりとそこは支援をしていただきたい。だけれども、ほかの小売店とかいろいろな事業者も、出歩くなと言っている中で、やっぱりお客の数減っているのです。売上げも落ちている。そういうところをフォローしないのかという話なのですけれども、その辺について支援をするのか、しないのか、そこだけお聞きします。 それから、がんばろう学生応援事業、それからしぶかわふるさと学生応援便事業、これは本当に全員に行き渡るのですかというのが疑問なところなのです。広報とかSNSで周知をしますと言っているけれども、100%無理な話なのです。後からコロナが明けて帰ってきたときに友達からそういう話を聞いたとか、そういうことがあると、不公平感というのが非常に出てくると思うのです。その辺の人たちをどうやって拾っていくのか、その辺についてお伺いいたします。
○議長(
望月昭治議員) 建設交通部長。 (建設交通部長木村裕邦登壇)
◎建設交通部長(木村裕邦) 先ほどもお話をさせていただきましたけれども、集団接種会場で行いましたアンケート等に、その中で、早く接種したいけれども、なかなか集団接種会場に行けないというようなことを言われている方もいるというお話を聞いております。そういった方に向けまして、早期の高齢者の接種の完了を目指したいという考えから、今回補正予算ということでこの時期に上げさせていただきました。また、国から発出されております、先ほどもお話し申し上げましたけれども、新型コロナワクチン接種者輸送に係るバス、タクシーの活用についてということで、交通事業者への支援、タクシー需要の喚起を図るものということも考えまして、今回上げさせていただいております。
○議長(
望月昭治議員) 産業観光部長。 (
産業観光部長狩野 均登壇)
◎産業観光部長(狩野均) 飲食関連事業者等支援事業の関係でございます。小売店、今の事業では飲食店と取引のある事業者ということで進めているところでございます。また、これまでそういった小規模小売店等、事業者等の支援を行ってございます。現在も繰越しをさせていただきまして、
小規模事業者経営継続支援事業等、10万円もございますので、そういった部分の活用をお願いしたいと考えてございます。 また、ふるさと学生応援便でございます。これにつきまして、議員言われるとおり、こっちに帰ってきてというお話がございました。それで、その申込み期間につきましては8月から9月の学生が夏休みの時期ですか、そういった部分を考えてございます。なるべくそういったSNSだとか、口伝えというのですか、それとまた実家への周知がなされるようなことで考えてございますので、なるべく該当する方は申請していただきたいと考えてございます。贈るものは渋川市の事業者が製造しているものでございます。そういったものが手に届いて、食料というのですか、食事に困っている部分については、何か渋川市の本当に温かみを感じてもらいたいという考えで取り組んでいるものでございます。
○議長(
望月昭治議員) 教育部長。 (教育部長島田志野登壇)
◎教育部長(島田志野) がんばろう学生応援事業につきまして、PRの方法というところでございます。こちらにつきましては、広報、SNS、それからインすたでぃほーる、すたでぃばんくといったところを大いに活用していくというところでございますが、現在申請の受付期間として考えておりますのが、高校生が8月1日から1月10日まで、また大学生は10月1日から1月10日までということで想定をしております。こちらにつきましては、1月までやっているということを広報等では繰り返しお知らせをしていきたいと考えておるところでございます。
○議長(
望月昭治議員) 6番。
◆6番(山内崇仁議員) しぶかわふるさと学生応援便、それからがんばろう学生応援事業については、先ほども言ったとおり、漏れのないようにしっかりとやっていただくのと、後からもらえなかったのだけれどもという声が聞こえたときにどう対応するかということをしっかりと考えておいていただきたいなと思います。やはり子どもたち、みんな渋川市の子どもたちです。しっかりと全員に支援ができるような形を取らないといけないと思いますので、そういうところをしっかりと考えておいていただきたいなと思います。 それから、先ほどの飲食関連事業者等支援事業ですけれども、最初に言いましたが、県でも同じ事業をやるのです。そこでは飲食店に関連していない事業者についても支払われるようなことが書いてあるのです。ぜひ渋川市も同じような形で対応していただきたいなと思います。 それから、ワクチン接種高齢者支援事業、これは本当に、接種をしている人からアンケートを取って今からやるって、だからおかしいでしょうと言っているのです。ワクチン接種の前にもう分かっている事業なのだから。何でそれをそのときにやらなかったのか。当初予算のときに、あれだけ48枚を24枚に削るって皆さん言ったのです。それをまた48枚に増やすわけでしょう。それおかしくないですかという話なのです。当初予算で48枚でコロナワクチン接種のときにもう使っていいよとしておけばよかったのではないですか。今さらここで24枚を追加するというのが非常におかしいと思います。明確な理由がないです。もう半分以上打ってしまっているのです。次もう違う年齢のところに行くのです。その人たちは使えないのです。そこおかしくないですか。その辺について、もう一回お伺いいたします。
○議長(
望月昭治議員) 髙木市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) ワクチン接種に伴う移動支援のご質問でございます。もともと高齢者の移動支援というのは2年前から渋川市、試行的に始めまして、免許証を持っていない75歳以上の方にタクシー券を配布するということでスタートしたものであります。いろいろ試行錯誤を重ねながらやってきております。買物代行とかいろいろなことも組み合わせながらやってきておりまして、それから相乗りとかいろいろなこともやってみましたけれども、高齢者移動支援にベストなものはなかなかないのが現状だと思っております。今年の当初予算を編成するときに、まだワクチン接種がどういう段階でどういう時期にどういう形で行われるかということは明確ではなかったわけであります。そして、24枚のタクシー券はお配りしました。年度がスタートしまして、ワクチン接種ということで、国で大がかりにこれをやろうということになったわけであります。最初のうちはワクチンの供給も非常に少量でありまして、混乱をしたところでありますけれども、これから本格化していくということで、24枚配布されておりますので、それを使ってコロナワクチン接種にも移動でタクシーを使っていただいていると。私のところにもいろいろな意見、声が届きます。24枚ではワクチン接種だけで終わってしまうと。これからの買物とかいろいろなところにも使いたいということで、そういった事情、そういった市民の意見に応えるということで、今回の補正予算になったわけであります。 それから、もう一つの小規模事業者の支援でありますけれども、このことについては県で既にスタートしました。県の制度がスタートする前に、渋川市は6月5日だったですか…… (何事か呼ぶ者あり) 5月8日。だから、県に先立って、渋川市は小規模事業者10万円の支援をスタートしたわけであります。その後、県も予算措置がされまして、県が動き出しましたけれども、市としては県なり国が支援すると、そういったところを補う、そしてそのはざま、隙間を支援していくと、そういうことを中心に私どもは進めておりますので、国、県、市、そういったものと連携をしてやってきております。
○議長(
望月昭治議員) 飲食店について質疑かけているから、県のほうのすり合わせとか、何か質疑かけているから、それにちょっと答弁してやってください。 産業観光部長。 (
産業観光部長狩野 均登壇)
◎産業観光部長(狩野均) 議員のおっしゃられる県の事業の関係でございます。言われるとおり、6月2日にちょっとホームページに掲載されているものということで確認してございます。県の支給対象者は、休業または時短営業を実施した県内の飲食店と直接間接の取引があることと、また不要不急外出移動の自粛による直接的な影響を受けていることという対象になってございます。議員おっしゃるとおり、後段の部分、それにつきましては事業規模といいますか、想定されるのが結婚式場だとか、大きい関係かなと考えます。市におきましては、市長がお答え申しましたように、市のできる部分、あとはざまの部分ですか、そういった取組をできる支援を考えたものでございます。そういったことで、今回につきましては、この事業は飲食店と取引のある事業者ということでさせていただきました。
○議長(
望月昭治議員) ほかに質疑はありませんか。 (何事か呼ぶ者あり) 休 憩 午前11時54分
○議長(
望月昭治議員) 休憩いたします。 会議は、午後1時に再開いたします。 再 開 午後1時
○議長(
望月昭治議員) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 ほかに質疑ありませんか。 4番、田中猛夫議員。 (4番田中猛夫議員登壇)
◆4番(田中猛夫議員) 令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第3号)について質疑を行います。 補正予算関係議案書の9ページ、ワクチン接種高齢者支援事業について質疑をさせていただきます。ワクチン接種高齢者支援事業のタクシー券は、いつ作成をされ、いつ交付されるのか、また、既に交付されているのかお聞きします。 また、ワクチン接種高齢者支援事業は、この予算書ですと全額国庫支出金ということでございますので、一般に交付されているタクシー券と、この本事業で交付されるタクシー券は、明確に区分、区分けされる必要があると思いますけれども、どのように区分されているのかをお聞きします。 また、本市の予算は事業別予算となっておりますので、この予算上、また支出事務上の整理はどのように整理されているのかお聞きをします。 最後に、交付金事業ですので、タクシー券の作成費は交付金の対象事業になるのかをお聞きします。 それと、同じページになりますけれども、医療従事者応援支援事業についてお聞きをします。これは、医療従事者の方に、ふるさと感謝券を交付するということでございますけれども、支出科目が交付金ということになっておりますので、事務取扱処理上、どのように取り扱われるのかお聞きします。
○議長(
望月昭治議員) 木村建設交通部長。 (建設交通部長木村裕邦登壇)
◎建設交通部長(木村裕邦) ワクチン接種高齢者支援事業のタクシー券のことでございますけれども、まだ交付はされておりません。作成につきましては、作成もまだ行ってはおりません。 今現在既に出ております券との区別ということでありますけれども、その辺につきましては区別ができるような形で作成を行う予定となっております。
○議長(
望月昭治議員) 田中総合政策部長。 (総合政策部長田中 良登壇)
◎総合政策部長(田中良) 田中議員のご質疑にご答弁させていただきます。この医療従事者応援事業の交付金となっているが、どのような取扱いを行うかという内容でございます。 この申請及び交付方法という形になります。医療機関に申請対象者を取りまとめていただいて、一括交付するものです。また、その中で現在議案上程させていただいて、議決になった際には、実施要綱を作成して対応していきたいと考えております。
○議長(
望月昭治議員) 4番。
◆4番(田中猛夫議員) 本日の段階で、まだ準備もしていない、何もしていないということでございますが、午前中の審議の中でありましたけれども、既に高齢者への接種はどんどん、どんどん進んでいます。そして、これから作成をして配るということになると、1週間も2週間も先の話になりますよね、また、これは。そうすると、7月30日までに交付されるわけですけれども、いつこれが高齢者のお手元に届くのですか、お聞きをします。 また、午前中の質疑の中で、この不足分については一般のタクシー券として使用してほしいということでございます。だけれども、今回提出された議案は、全額国庫支出金でございます。ということは、皆さんの言っていることは何の根拠もないことを説明をしているということにならないのですか。だとすれば、この中でそういう説明するのであれば、その他の一般財源があって、そういう説明ならば、私も納得しますけれども、全然ないのに交付してしまって、予算づけがないものを交付してしまって、支出負担行為できないでしょう。駄目でしょう、だって、裏づけがないのだもの。だって、もうワクチン進んでいるわけですから、ワクチンをした人はもう既に分かるわけですよね。その人の部分については、別途一般財源として充当して、そこのところへ高齢者のための支援事業で使うのですよというのなら分かるのですけれども、これだと全額ワクチン接種、支出しているわけですから、皆さんのお答えはどうも納得いかないのですけれども、再度その辺についてお願いをします。 また、これは国庫補助事業の対象になるのですか、総務部長。ワクチン接種高齢者支援事業のタクシー券の交付、作成、国庫補助になるのですよね。だとすると、印刷製本費は1万1,000円です。1万1,000円でタクシー券作成できるのですか。そうでなくては支出負担行為にならないでしょう、これからやるのだもの、この借り上げ料の。根拠がないではないですか。タクシー券の作成も、その上に伴った支出負担行為と考えますけれども、総務部長、その件、見解をお願いします。 それと、医療従事者については分かりました。ただ私、感想なのですけれども、いいか悪いか分かりません。ただ、交付金ではなくて、こういうのであったら、報償費出したほうが私は分かりやすいのかなと思うのですけれども、それは私の感想ですけれども、答弁は結構ですけれども、よろしくお願いします。
○議長(
望月昭治議員) 建設交通部長。 (建設交通部長木村裕邦登壇)
◎建設交通部長(木村裕邦) タクシー券をいつ届けるかということでございますけれども、予算が成立しましたら早急に作成をいたしまして、早い時期に高齢者の方に届けるように努力をしたいと思います。 (何事か呼ぶ者あり) なるべく早い時期に届けるように努力をしたいと思います。
○議長(
望月昭治議員) 都丸総務部長。 (総務部長都丸勝行登壇)
◎総務部長(都丸勝行) 最初に、タクシー券の印刷費でございますけれども、こちらにつきましては自前で印刷をするということで、1万1,000円を計上させていただいているところであります。 それから、地方創生臨時交付金を活用するという中で、ワクチン接種に使う部分と、それからそれ以外の部分が当然余った部分については使われるのではないかというお話であります。既に最初の目的である24枚のタクシー券の中で、それを使用していただいたという場合には、この24枚、今後交付する24枚を補填する形で使用したということにしていただければと考えております。 それから、それ以外の場合に利用したということで地方創生臨時交付金の対象になるかということかと思いますけれども、これにつきましても、高齢者が自宅で自粛しているという中で、外出の機会を与えるということも一つの地方創生臨時交付金の目的であると考えておりますので、それ以外の部分についても予算措置、支出負担行為等は可能と考えております。
○議長(
望月昭治議員) 4番。
◆4番(田中猛夫議員) 総務部長、交付金の対象だと思いますという話でしょう。その目的だと思っている。目的、交付金というのは、計画書に基づいて、これこれの具体的な事業を実施します、こういう計画でしますからお金を交付してくださいということなのでしょう。だから、このワクチン接種高齢者支援事業がこの当該国庫支出金の会計費になっているわけでしょう。だから、2つに分ければよかったではないですか。そんなの言い訳で、何にもならないです、そんなの。答弁にならないのです、お答えに。しっかりとその辺のことを踏まえて、だからこの高齢者支援事業は、これは制度が未熟であって精査が足りないのではないですか。高齢者の方に早急にするのはいいです。いいと思います。だけれども、この予算は、喫緊を要するので、委員会付託までしないでここで採決するわけです。ですから、今早急にしたいと思います。もうスケジュール組んでいるでしょう。そうではなくて、なるべく早くっていつなのですか。事業を組み立てるときにしっかりとそこまで検討して、予算を喫緊ですぐ出すのだから、これをしてくださいという話でしょう。そうでなかったら、別にこのやつを委員会付託したっていいのでしょう。どうしても早くするという意味がちっとも伝わってこないし、答弁になっていません。いつ出すのですか。いつ交付するのですか。そうでなくても高齢者の皆さん待っています。再度いつ交付するのか。期間を切ってください。できるでしょう。だって、今までだってタクシー券作っているのだもの。発注して何日で来て、いつできるというのは、それは分かっているでしょう。そうにもかかわらず、なるべく早くします。そんなことはないです。やっているのだもの。その分について、いつ交付するかだけお答えください。
○議長(
望月昭治議員) 髙木市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) 高齢者のワクチン接種を含めて、移動支援についてのタクシー券の交付でありますけれども、一日も早く交付をしたいと思っております。作業等もありますから、それは幾日ということはこれから進めますけれども、予算議決になり次第、作業に入るということであります。 それから、ワクチンの接種はどんどん進んでいるということでありますけれども、まだ1回目の接種が終わったのは渋川市でも26%ぐらいです。2回目の接種が終わったのはまだ6%ぐらいです。これからです、ワクチンの接種が本格化してくるのは。最初に受けている人たちは、送迎環境もいい人たちが多かったかもしれません。これから打つ人は、送り迎えの足がないという人たちがあるわけです。先ほど田村議員からも質問がありました。そういう人たちをどうやって送迎するかということを行政としてはしっかりと対応していかなければなりません。 そして、財源でありますけれども、地方創生臨時交付金、ワクチン関連の交付金、国のほうで地方の裁量に任せると言っているわけです。そのモデル例として高齢者の移動支援、ワクチンだけではありません。いろいろなコロナ禍で困っていること、そういったことに自由に地方で知恵を絞って使ってください。それが交付金の趣旨でありますので、その交付金を使ってやっているわけであります。
○議長(
望月昭治議員) ほかに質疑ありませんか。 9番、田邊寛治議員。 (9番田邊寛治議員登壇)
◆9番(田邊寛治議員) 議案第74号 令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第3号)についてご質疑をいたします。 ただいま、4名の議員ですか、3名ですか、いろいろご質疑を私聞いていて、ほとんど分かりません、申し訳ないのですが。分からないというよりも、答弁がなかなか理解できないような拝聴していたわけですので、細かいところは今皆さんお聞きになっていますので、総合的な見地でお聞きしてみたいと思います。 今回、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金ということで、国の補助金を見込んでの事業を今出されているわけですけれども、市長から緊急性を要するということですので、この辺は十分理解できます。ただ、内容のこの17項目の事業が出されたものが、多くの事業が、今答弁を聞いていますと、担当の部長の答弁がちょっと我々議員を説得するには足らないのかなというところが率直な感想です。その中で、緊急性ということを今第一義として出されたわけですから、その割には、計画は立てたのだと思いますが、作業が大分遅れていると。そうすると、ここに日程がたくさん要してくると、緊急性というものがこことの整合性がまずなくなるということなので、この緊急性を要するということについてちょっと聞かせてください。 それともう一点、いろいろな事業を今優先して出されていますけれども、まずこの税金を使っていく中で、コロナ対策でということですから、そこに該当する事業を優先しながらの事業発信だと思いますので、ただその中にもう一つ公平性というものがしっかり担保されてこないと、偏ってしまうと。今までいろいろ事業を出されておりますけれども、観光、飲食が一番の打撃がありますから、この辺を第一優先として出されてきていますけれども、今回はその事業者に関連する事業者等にも補助していくということなのですが、これはどうやって整理していくかというのが非常に私も難しいと思います。何件か先ほど業種を挙げられましたが、ここだけではないです。本当に隠れているところでほとんどの業種にその影響が出ているわけですから、その辺をどう整理しながら補助金をつけていくかというのも見えてきません。この点の考えがありましたら、まず最初にお聞きしたいと思います。
○議長(
望月昭治議員)
狩野産業観光部長。 (
産業観光部長狩野 均登壇)
◎産業観光部長(狩野均) 田邊議員から飲食店の関連事業者の対象の方が見えてこないという質問でございます。 今回のこの事業については時短要請が出ている。また、16日からまん延防止措置等の重点地域に指定されたということで、皆さんがコロナの感染を防ぐために取り組んでいる地域全体、みんなが取り組んで抑えるという目的を持ったものです。そういった中では、やっぱり飲食が一番大きいと言われております。その中で、飲食につきましては直接的な協力金というのが国、県、また今回の予算にも上程させていただきまして、その支援をする準備はしているところでございます。そういった中で、その取引業者もやっぱりかなり飲食の関係、割り箸だとか、当然それに営業に関わるいろいろな食材だとか、範囲が広い部分もあります。そういった部分の業者について、やっぱり市でできる範囲の部分を素早くというのですか、国、県の支援ができる前にしていくという考えでございます。また、それ以外のものという事業者ということがありますけれども、それにつきましては県の事業、また国の事業を活用していっていただきたいと考えてございます。今回のものにつきましては飲食と関連取引のある事業者を優先的に、できる市の予算の範囲内で取り組んでいくということでございますので、ご理解をお願いいたしたいと思います。
○議長(
望月昭治議員) 髙木市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) 予算についての質疑がいろいろありまして、部長が一生懸命答えております。部長の答弁にご理解がいただけないということでありますけれども、一生懸命答弁をさせていただいておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 緊急性のご質問がありました。私は、今の状況の中で、コロナを感染症を抑えて、そして経済を回していくという、この2つの課題を実現していくと、こういうことは目下の国を挙げての大きな課題だと思っております。これ以上の緊急性のあるものはないと言ってもいいぐらいの緊急性の高いものだと思っております。 それから、もう一つ、公平性の話がありました。何をもって公平とするか、このことは絶対的な基準は私はないと思います。あらゆる物差しが必要であると思います。そういったことを見ながら、手を差し伸べるべきところ、そういったところに手を差し伸べていくのが政治であり、行政の果たす役割であると考えております。国においても持続化給付金であったり、それから雇用調整交付金であったり、企業、事業者、そして働く者、そして高齢者、子どもたち、いろいろなところへ手当てをしております。ただ、先ほども申し上げましたけれども、国の政策だけでは手が届かないというところもあります。そういったところに地方の発想で、そして地方が弾力的機動的に対応できるように、
新型コロナウイルス感染症対応の地方創生臨時交付金というのが設けられて、国から交付されてきております。こういったものを財源として、国の政策で光が届かない、そういったところをしっかりと手当てしていくことが私たち市町村においての公平性を担保する一つの手段であると考えております。
○議長(
望月昭治議員) 9番。
◆9番(田邊寛治議員) 今、産業観光部長のほうから飲食ということで、これは私も理解しています。ただ、そこだけがどうしてもクローズアップされてしまうと。今まで出された補助金も、その辺が第2弾、第3弾、今度第4弾まで、宿泊関係ですか、その補助金というのは出ておりますね。これはどこまで続くか分からないのですけれども、その中で、今取引業者の中で割り箸とか食材というのが具体的に出てきたのですけれども、食材は分かります。割り箸は何なのですか。何で割り箸業者がここで出てくるのだ。それよりも、ほかの関連業者って物すごく多いのです。そこが全部それ以上に影響受けているのです。だから、その辺の把握をどうされていくのかということを、これ広げれば切りがないのですけれども、そこを伺いたかったわけなのです。これ相当の広がりを持つと思うのです。ただ、今出ているのは、やはり決められた事業者、これ商工会議所も国も大体その辺をターゲットにしていろいろ補助金が出ています。国ができないところを市がやっていくというのは、これは当たり前なのですが、その辺も私もちょっともう少し幅広くやれれば、交付金の有効活用が全体的にできるのではないかと。それは、ある程度公平性というか、皆さん、住民が理解するところに至るのではないかと思います。 そんな中で、今、市長も公平性と緊急性の答弁いただいたわけですけれども、まず一番は、いろいろ業者関係もありますけれども、困窮者です。だから、ここに事業で出ている、いろいろ今出されたのですけれども、例えば高校生だとか大学生だとか、これに一律1万円の補助していくというのは、ではこれは公平性かというところになると、本当に困っている、アルバイトをしながら大学に通っている、昔の苦学生とは違いますけれども、そういう学生もまだいますし、それから事実今リモートでないと、なかなか大学には行かれないような状況も生まれているわけですから、その辺の整理をもう少しされて、この1万円が有効活用ができるような整理の仕方ってあると思うのです。先ほど教育部長申し上げていましたけれども、算定基準が、ただ卒業生何%、そしてその中の何%程度がというので数字出されていますよね。だから、そこまでではなくて、もう少し掘り下げて、本当に困っている。だけれども、困っていない大学生いるのです、高校生だって、恵まれている家庭に育っている人たちというのは。もしかしたら、それを本当に困っている友達に回したほうがいいという考え方だってなくはないですか。だから、せっかくの事業をやるのでしたら、そこまでしっかり調べた中で予算をしっかりつけて、皆さんに補助していくという考え方も私はあると思います。だから、その辺が少し。部長の説明を理解しないわけではないです。もう少し我々がしっかり分かるような説明がいただきたいなということで、先ほど少しお話ししたわけです。さっき聞いていて、やっぱり分からないです。私は、最後のほうが分からないです。前段は分かりますけれども。 そういうことを含めていろいろ出てきていますけれども、ここで今回もう一点ちょっと気になったのが、
味彩クーポン券2021ですか、これは第2弾になるのですか。1人当たり全市民1,000円。それから、宿泊券ですか、これ3,000円の補助。第4弾になりますか、5,000人分ということで。この施策は、いろいろ今まで出ていますから、その継続だと思うのですけれども。ただ、説明の中に、開始時期がこれから状況を見てという説明があったと思うのです、国と県。特に今まん延防止の対策の関係で、13日には群馬県も外れるそうですけれども。ただ、レベル4というのは続くような、今日新聞報道ありました。ということは、まだ多くの人流を避けていくという、そういう今状況だと思うのです。その中で、皆さん、企業、事業所を守るために、たくさん食事を、そういうところ行ってしてください、それから宿泊もしてください、これは企業にとっては大変ありがたいことだし、事業者も。それから、先ほどのタクシー券もそうです。企業をしっかり手当てしていくというのが最後に説明がありました。だから、両方がなければいけないのですけれども、このタイミングがまだ未定なものを、これから、では1か月、2か月先どうなるか分からないような環境の中で、何でこの時期にこういう事業費をつけて出されるのか。状況を見てから臨時会だって間に合うではないですか。専決だってやっているわけではないですか。今回は特に委員会付託、先ほども議員からありましたけれども、
委員会付託省略しているわけでしょう。だから、我々議員はここでしか質疑できないのです。きちんとした細かい精査できない。日にちがない、時間がないから、何人もの議員がこうやって質疑かけるわけではないですか。だからこそ丁寧な答弁をいただきたいということなのです。しっかりやっています、市長が今言われるように、部長はしっかりやっていると思います。しっかりやっているのと、伝わらないのとは別の話なのです。皆さんの立場だったらしっかり伝えるという責任というか、義務があるわけではないですか。我々はしっかり聞いて、納得していくという義務があるのです。その中でいいか悪いかを決めていくのが議会の役割ではないですか。そこをしっかりちょっともう少しいただければと思います。 今ちょっと幾つか広げてしまいましたけれども、なぜこの時期に、時期も決まらない事業を出して議決を求めるのか。そして、今出されたものは、何日か前に、もうかなり新聞報道されています。ここにちょっと記事持ってきていますけれども。これは、今回に限ったことではありません。ずっとこういう形で、私も市長ともいろいろこの件についてはずっと、昨年、議長時代もお話ししてきましたけれども、やはり新聞報道は先にしたら悪いということはないのです。私もそれは理解しています。どこの市町村もやっています。ただ、かなり重要な施策が議会で議論されていくわけですから、そのところに採決というのは必ず発生するわけですから、そういう意味では今回、かなり私もこれしっかり理解したいと思いますけれども、その中で判断させてもらいますので、もう少し、最後の最後になりますけれども、答弁もしいただければ、お願いできればと思います。
○議長(
望月昭治議員) 市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) 職員の答弁、説明が理解できないという重ねてのご指摘でありますけれども、このコロナの下で職員は残業し、そして土日の出勤もして、コロナのために一生懸命働いております。こういった施策、そして議会に提案する議案、予算書、予算案、事業の内容についても相当なエネルギーを使ってやっております。そのために人が増えるわけではありません。今現在、コロナワクチンの対策のために、ワクチン対策室に配置している人員だけでも10人を超えております。ただ、そのほかにもいろいろなワクチン接種のときにはたくさんの職員を動員して、このことに渋川市役所を挙げて努力をしております。ご理解をいただきたいと思います。 それから、味彩クーポン、そして温泉等の宿泊助成、こういったことの時期がまだ不明であるという点についてはご指摘のとおりでありますけれども、このことについては、コロナ感染が日々状況が変わってきております。この状況の変化をよく見ながら、見極めながら対策を実施をしていきたいと思っております。アクセルとブレーキを踏み間違えないように、バランスを取りながらやっていかなければいけないと思っております。 いま一つは、宿泊業、そして飲食店等につきましては、様々な業種があって、いろいろなところに影響を受けている事業ありますけれども、全体としては飲食、宿泊、このことについては相当厳しい状況にあるというのは経済統計等でも現れております。一方で、このコロナの下で営業収支がいいと、経営状況がいいというところもありますけれども、宿泊、飲食についてはどの指標を見ても悪いということは明らかであります。そして、国においても県においてもGo To トラベル、そして愛郷ぐんまプロジェクト、こういったことを今中断をしております。こういったことがいつ再開されるかということも、予算はもう組んであるわけですけれども、それがまた再開、いつ執行されるかということは、コロナの感染状況を見ながらということになっております。今回提案している飲食店の味彩クーポン、飲食店支援、それから旅館等の支援の宿泊助成、このことについても国、県の事業と同様に、状況を見ながら実施していくということが必要であると考えております。 一方で、こういったことを、感染症が収まってきたらこういうことやりますよということ、こういったアナウンス効果も必要なのです、予算、事業等については。収まったらお客さんが来ると、そしてそれを支援していくという、そういう希望を持たないと、なかなか苦しい。そういう状況、そういったことも配慮しなければいけません。特に市町村は機動的にスピーディーに対応することが大事だと私は思っておりますので、そのことが実行できるように、今回の補正予算で関連予算を提案しているところであります。
○議長(
望月昭治議員) ほかに質疑ありませんか。 11番、中澤広行議員。 (11番中澤広行議員登壇)
◆11番(中澤広行議員) それでは、議案第74号 令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第3号)について、引き続き質疑をいたします。 説明書の9ページ、先ほど来、議論がありましたワクチン接種高齢者支援事業について質疑をいたします。まず、やっぱり受ける感想は、拙速な、ちょっと政策が定まっていない事業なのかなというのが第一印象で受けました。新聞発表は早いが、政策の内容が決まっていないというのは、非常に我々にとっては異質に感じたところです。そこでお聞きしますが、当初予算で、いわゆるタクシー券、高齢者移動支援事業で出された財源の内訳をまずお知らせください。そして、そのタクシー券って、今一体執行率ってどのくらいなのですか。どのくらいもう市民の皆さんにご利用されているかというのはぜひここでお聞きしたいと思います。 また、タイアップというか、当初予算の事業に
新型コロナウイルス感染症対応の交付金をわざわざ借りて、国のレシピにあったという話ですが、全く別事業にすべきだったのではないかなと。同じワクチン接種の支援、高齢者移動支援ということでしたら、ゼロベースで考えればいろいろな案が出てきたのではないかなと感じているのですが、その辺についての見解を求めます。
○議長(
望月昭治議員) 木村建設交通部長。 (建設交通部長木村裕邦登壇)
◎建設交通部長(木村裕邦) 当初予算で組まれております高齢者移動生活支援事業のタクシー券でありますけれども、こちらについては一般財源を充てております。 それから、現在の利用率ということでございますけれども、5月31日現在でありますけれども、申請者数は1,273名の方の申請を受けております。 それから、タクシー券の利用の状況でございますけれども、これも5月末現在になりますけれども、当初予算1,008万円のうち、185万3,000円の執行がされている状況でございます。 別事業としてということでありますけれども、高齢者の移動支援の一つとなりますワクチン接種の移動支援ということで考えてございますので、今回ワクチン接種高齢者移動支援事業ということで補正予算を上げさせていただきました。
○議長(
望月昭治議員) 11番。
◆11番(中澤広行議員) 政策決定のプロセスがかいま見えたように思えます。きちんとした政策の提案があって、もちろん財源があって、それで必要とする方々にいかに心を込めてそれを提供できるかというのが市民サービス、政策の第一条件だと私は思っておりますが、それに対する過程が何か拙速に思えてなりません。なぜかといえば、お聞きしますと、まだ20%も満たないのですよね、当初予算のタクシー高齢者支援事業が。それでしたら、ワクチン接種の方々、移動に支障があるのでしたら、ぜひこれご利用くださいと言えば、それで済んだ話ではないですか。わざわざここで貴重な交付金を利用しなくても済んだと思いませんか。その後に、こちらの事業がかなり執行率が上がってきたら、また補正予算をつければいいし、そのときに、一般財源投入ではなくて国のレシピで受かったからこれやりますよというのだったらまだ話分かります。ただ、20%もまだ執行していないのに、また別な事業で交付金がついたからやるというのは、これは拙速としか思えないです。せっかくの交付金なら、一日中電話が出ないオペレーターを増やしたらどうですか。何とか市民の皆さんが予約できる状況にお金を投入するという話にならないのですか。そこのところが私は聞きたいのです。無駄だとは言いませんが。いい事業だと思います、考え方によっては。例えば支援事業でしたら、タクシーを利用なさる方でしたら、接種会場に来たときに、自宅から接種会場まで幾らかかるというので申請していただいて、その分をきちんとして支援事業で出す、そうすれば近い方も遠い方も平等で済むではないですか。そういったことを当初に考えておけば、こういう交付金の充て方も私は平等で、皆さんがご利用できて、移動に困られている高齢者の方々にはいいかと思います。ただ何も考えていないで、今ある事業にのっけて、しかもこの事業がまだ20%に満たないのでは、全然政策にはなっていません。その辺の政策の過程について、市長は先ほど来一生懸命皆さんやっていると、私もそう思います。本来でしたら休ませるのも市長だと思いますけれども、土日も頑張ってやっているというお話ですけれども、まず私は、政策をいかに構築していくかということを端的に見解をいただきたいと思います。 それと、もう一点は、今ちょっと気になったことがあるのですが、これも市長にお聞きしますけれども、今1回目の接種が26%、2回目が6%、この方々たちは来られたのだから大丈夫みたいなお話もありましたけれども、それもちょっと、公平とか平等というのにはちょっと言い過ぎではございませんか。そういった方々に、今後後追い事業でこれが成立した場合に、どうやって担保するわけですか。領収書を持ってきてくれればお支払いします、その中だって、自分で一生懸命苦労して来られた方もいらっしゃるかもしれない。そういった方のフォローアップもすごく気になる事業です。その辺が、私には十分話し合われた政策には映らないのです。その2点について、見解を求めます。
○議長(
望月昭治議員) 髙木市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) 高齢者の移動支援のご質問でありますけれども、このことについては、このワクチン接種に限らず、今高齢化して免許も返納という中で、高齢者の移動をできるだけ出かけられるようにしてフレイルを予防していこうということが最大の課題であります。そこへ来て、このコロナという問題が発生をいたしましたので、ステイホームという、一時的にはそういうこともありますけれども、ステイホームをしながら、また外にも出られるように、ワクチンの接種についてはそのための移動でありますけれども、そういった移動の手だてをしていかなければいけないと思っております。来られた方はいいというものでは、それはありません。そういった方も含めて支援をしていかなければならないと思います。 タクシー券の利用率、予算の執行率はまだ低いという話ではありました。しかし、これはまだ4月、5月、6月と、まだ年度始まったばかりでありますから、1年間を通してみて、しっかりとした支援をできる、そういった確保をしていかなければなりません。一つ一つ精算すればいいではないかという話もありますけれども、そのことについては多くの方にできるだけ、ワクチン接種以外でも移動できるように、そういう支援をしていきたいと、そういうことでありますので、よく議論をして、政策として決定して実行しようと、そういうものであります。
○議長(
望月昭治議員) 11番。
◆11番(中澤広行議員) 簡潔にと申し上げておいてなんですが、もう少し丁寧に深みのある答弁をいただきたかったかなというのが感想でございます。 1年間を通してタクシー支援事業は考えてみるということですけれども、そのために補正予算制度があるのですから、ワクチン接種と同時に当初予算から渋川市にはこんないい事業あったのです、ぜひこれを接種会場向けに移動に支障のある方はお使いくださいのアピールでよかったのです。そうすればよかったのです。それが、70%、80%になっていれば、この時期でその部分だけ一般財源で投入もできた。一般財源が難しかったら、それこそワクチン接種で国のレシピは受かるのだから、これを上乗せさせてくださいというのだったら、私もよく分かった。だけれども、片方が全然人気がなくて、片方がお金がついたから、両方一緒の事業やるのだと、それで接種だけではない、自由に使っても構わないと、これでは前の事業をもう少しきちんと執行するのだという気持ちの表れにもならないです。その辺の政策過程が拙速過ぎると私は申し上げているのです。 それと、関連の関連で大変申し訳ございませんが、毎日毎日電話が出ないというお叱りを受けています。そういった面にぜひ力を入れてほしいと思います。提案を含めての質疑を終わります。
○議長(
望月昭治議員) 市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) 移動支援についての重ねてのお尋ねでありますけれども、数字というもので一律に10%だから低いということではありません。個別の個々の一人一人にしっかりと目配りをして対策を取っていくのが政治であります。そして、これからも移動支援、しっかりと高齢者を支えてまいりたいと思っております。
○議長(
望月昭治議員) ほかに質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第74号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第74号については委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
望月昭治議員) 起立多数であります。 よって、議案第74号 令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決されました。
△日程第8 議案第62号 財産の取得について
○議長(
望月昭治議員) 日程第8、議案第62号 財産の取得についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 内田危機管理監。 (危機管理監内田貞徳登壇)
◎危機管理監(内田貞徳) ただいまご上程いただきました議案第62号 財産の取得につきまして、提案理由及び議案のご説明を申し上げます。 議案書の77ページをお願いいたします。初めに、提案理由について申し上げます。老朽化いたしました渋川市消防団第6分団、消防ポンプ自動車1台を更新し、円滑な消防活動を図るためのものでございます。 次に、議案の内容についてご説明申し上げます。次の財産を取得したいので、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会のご議決をお願いするものでございます。 1の取得する財産は、消防ポンプ自動車1台です。 2の契約方法は、指名競争入札です。 3の取得金額は、2,574万円です。 4の契約の相手方は、群馬県前橋市力丸町487番地5、株式会社佐藤工業所、
代表取締役、伊藤英明であります。 79ページをお願いいたします。議案第62号参考資料1は、入札状況を示したものでございます。入札年月日は、令和3年5月19日、指名業者数は14社で、うち入札参加業者は4社でした。落札業者は、契約相手方と同一でございます。予定価格は2,804万8,000円、落札価格は2,574万円であります。納入期限は、令和3年12月28日であります。 81ページをお願いいたします。議案第62号参考資料2は、消防ポンプ自動車の仕様概要であります。2の配備先は渋川市消防団第6分団、受持ち地域は行幸田、中村地域であります。3の車両の主要諸元でありますが、(1)の型式は消防車専用シャシーCD―Ⅰ型、(3)の車両総重量は5トン未満、(7)の駆動方式は4輪駆動、(8)のミッションはオートマチック式であります。4は、消防ポンプ自動車の主要艤装についてでありますが、内容につきましては昨年と変更点はございません。 82ページをお願いいたします。参考図は、消防ポンプ自動車の車両基本図であります。 以上で議案第62号 財産の取得についての説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第62号については、
総務市民常任委員会に付託いたします。
△日程第9 議案第63号
人権擁護委員候補者の推薦について 議案第64号
人権擁護委員候補者の推薦について 議案第65号
人権擁護委員候補者の推薦について 議案第66号
人権擁護委員候補者の推薦について
○議長(
望月昭治議員) 日程第9、議案第63号
人権擁護委員候補者の推薦について、議案第64号
人権擁護委員候補者の推薦について、議案第65号
人権擁護委員候補者の推薦について、議案第66号
人権擁護委員候補者の推薦について、以上4議案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 髙木市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) ただいまご上程いただきました
人権擁護委員候補者の推薦について、議案のご説明を申し上げます。 人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 初めに、議案第63号でございます。人権擁護委員であります加藤広幸氏の任期が令和3年9月30日で満了となりますので、後任の候補者として宮本廣樹氏を推薦したいと思います。 宮本廣樹氏の生年月日及び住所は記載のとおりであります。同氏は、平成20年3月株式会社群馬銀行を退職され、同年4月から甲波宿禰神社宮司としてお勤めされている方であり、平成21年4月から群馬県青少年補導員としてご活躍されています。 続きまして、議案第64号でございます。人権擁護委員であります関上博氏の任期が令和3年9月30日で満了となりますので、引き続き同氏を候補者として推薦したいと思います。 関上博氏の生年月日及び住所は記載のとおりであります。同氏は、昭和51年4月から県内の公立小中学校で教鞭を執られ、教頭、校長を歴任され、平成23年3月に定年退職された方であり、平成30年10月から人権擁護委員としてご活躍されています。 続きまして、議案第65号でございます。人権擁護委員であります唐澤裕美氏の任期が令和3年9月30日で満了となりますので、引き続き同氏を候補者として推薦したいと思います。 唐澤裕美氏の生年月日及び住所は記載のとおりであります。同氏は、昭和57年4月から県内の公立小中学校で教鞭を執られ、平成28年3月に渋川市立古巻小学校長を最後に退職された方であり、平成30年10月から人権擁護委員としてご活躍されております。 続きまして、議案第66号でございます。人権擁護委員であります猪熊正道氏の任期が令和3年9月30日で満了となりますので、引き続き同氏を候補者として推薦したいと思います。 同氏は、平成22年3月、大同特殊鋼株式会社を定年退職され、その後、関連会社の大同マシナリー株式会社に平成28年3月まで勤務されていた方であり、平成24年10月から人権擁護委員としてご活躍されています。 人権擁護委員は、人格識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護に理解のある方として推薦しようとするものであります。任期は3年であります。 以上で説明を終了いたします。よろしくご審議の上、ご同意くださいますようお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第63号、議案第64号、議案第65号及び議案第66号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第63号、議案第64号、議案第65号及び議案第66号については、委員会付託を省略することに決しました。 議案第63号の討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 お諮りいたします。本案はこれに同意することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第63号
人権擁護委員候補者の推薦については、これに同意することに決しました。 議案第64号の討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 お諮りいたします。本案はこれに同意することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第64号
人権擁護委員候補者の推薦については、これに同意することに決しました。 議案第65号の討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 お諮りいたします。本案はこれに同意することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第65号
人権擁護委員候補者の推薦については、これに同意することに決しました。 議案第66号の討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 お諮りいたします。本案はこれに同意することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第66号
人権擁護委員候補者の推薦については、これに同意することに決しました。
△日程第10 議案第67号 渋川市選挙公報の発行に関する条例の一部を改正する条例
○議長(
望月昭治議員) 日程第10、議案第67号 渋川市選挙公報の発行に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 都丸総務部長。 (総務部長都丸勝行登壇)
◎総務部長(都丸勝行) ただいまご上程をいただきました議案第67号 渋川市選挙公報の発行に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由及び議案の内容をご説明申し上げます。 議案書の91ページをお願いいたします。初めに、提案理由について申し上げます。公職選挙法の一部改正により、選挙公報の掲載文原稿を電子データにより提出することが可能となったこと及び条例の評価、見直しの審査結果による字句の整理を行うため、所要の改正をしようとするものであります。 なお、議案書93ページは議案第67号参考資料としまして、当該条例の新旧対照表をお示ししましたので、併せて御覧ください。 次に、議案の内容についてご説明申し上げます。渋川市選挙広報の発行に関する条例の一部を次のように改めようとするものであります。 9行目、第3条の改正は、字句の整理を行うもの及び電子データに記録された掲載文原稿の取扱いに関する表記を追加するものであります。 12行目、第4条から14行目、第6条までの改正は、字句の整理を行うものであります。 附則でありますが、この条例は公布の日から施行するものであります。 以上、議案第67号 渋川市選挙公報の発行に関する条例の一部を改正する条例の説明を終わります。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第67号は、
総務市民常任委員会に付託いたします。
△日程第11 議案第68号 渋川市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例
○議長(
望月昭治議員) 日程第11、議案第68号 渋川市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 都丸総務部長。 (総務部長都丸勝行登壇)
◎総務部長(都丸勝行) ただいまご上程をいただきました議案第68号 渋川市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由並びに議案のご説明を申し上げます。 議案書95ページをお願いいたします。初めに、提案理由について申し上げます。職員の服務の宣誓に関する政令の一部改正に準じて、対面での手続を見直し、所要の改正をしようとするものであります。 なお、97ページは議案第68号参考資料として当該条例の新旧対照表をお示ししておりますので、併せて御覧ください。 次に、議案の内容についてご説明申し上げます。渋川市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を次のように改めようとするものであります。 9行目からの第2条第1項中の改正は、職員の服務の宣誓の手続を見直し、服務の宣誓の際に対面での手続等を不要とするため、面前で行うこと及び署名に係る規定を削除し、宣誓書を提出することに改めるものであります。 11行目からは附則で、この条例は公布の日から施行するものであります。 以上で議案第68号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第68号は、
総務市民常任委員会に付託いたします。
△日程第12 議案第69号 渋川市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
○議長(
望月昭治議員) 日程第12、議案第69号 渋川市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 都丸総務部長。 (総務部長都丸勝行登壇)
◎総務部長(都丸勝行) ただいまご上程をいただきました議案第69号 渋川市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由並びに議案のご説明を申し上げます。 なお、101ページは議案第69号参考資料として当該条例の新旧対照表をお示ししましたので、併せて御覧ください。 議案書99ページをお願いいたします。初めに、提案理由について申し上げます。
新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令の廃止に伴い、所要の改正をしようとするものであります。 次に、議案の内容についてご説明申し上げます。渋川市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を次のように改めようとするものであります。 9行目からの附則第3項中の改正は、
新型コロナウイルス感染症の定義を「病原体がベータコロナウイルス属のコロナウイルス(令和2年1月に、中華人民共和国共和国から世界保健機関に対して、人に伝染する能力を有することが新たに報告されたものに限る。)であるものに限る」に改めようとするものであります。 14行目からは附則でありまして、この条例は公布の日から施行するものであります。 以上で議案第69号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第69号は、
総務市民常任委員会に付託いたします。
△日程第13 議案第70号 渋川市税条例の一部を改正する条例
○議長(
望月昭治議員) 日程第13、議案第70号 渋川市税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 都丸総務部長。 (総務部長都丸勝行登壇)
◎総務部長(都丸勝行) ただいまご上程をいただきました議案第70号 渋川市税条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由及び議案のご説明を申し上げます。 議案書の103ページをお願いいたします。初めに、提案理由でありますが、地方税法等の一部を改正する法律、地方税法施行令等の一部を改正する政令等、地方税法施行令規則等の一部を改正する政令、省令等の公布に伴い、所要の改正を行う必要が生じたものでございます。 次に、議案の内容についてご説明申し上げます。議案第70号の参考資料といたしまして、105ページから107ページまでの新旧対照表を併せて御覧ください。なお、主な改正内容のみをご説明させていただきます。 103ページをお願いいたします。上から8行目の第24条第2項から、下から11行目の第36条の3の3及び下から9行目の附則第5条第1項の改正は、個人の市民税の均等割及び所得割の非課税限度額について、その基準の判定に用いる扶養親族の範囲を扶養控除の扱いと同様とするものであります。施行期日は、令和6年1月1日からであります。 次に、上から10行目の第34条の7の改正は、特定公益増進法人等に対する寄附金税額控除について、その対象となる寄附金から出資金に関する業務に充てることが明らかな寄附金を除外するものでございます。施行期日は、令和4年1月1日からであります。 次に、下から7行目の附則第6条の改正は、平成30年度から施行している健康の維持増進及び疾病予防としての医薬品など、特定一般用衣料品等の購入に係る医療費控除特例の適用期間を令和9年度までの5年間延長するものでございます。施行期日は、令和4年1月1日からでございます。 最後に、下から6の附則第10条の2の改正は、下から4行目の第17項を新設するもので、わがまち特例の浸水被害対策のために整備される雨水貯留浸透施設に係る固定資産税の課税標準の特例割合を、法の附則に基づき3分の1と定めるものでございます。 103ページの下から2行目から次の104ページの附則は、施行期日及び経過措置に関する規定でありますので、説明を省略させていただきます。 以上で議案第70号の説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第70号は、
総務市民常任委員会に付託いたします。
△日程第14 議案第71号 渋川市手数料条例の一部を改正する条例
○議長(
望月昭治議員) 日程第14、議案第71号 渋川市手数料条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を伺います。 真下市民環境部長。 (市民環境部長真下彰文登壇)
◎市民環境部長(真下彰文) ただいまご上程をいただきました議案第71号 渋川市手数料条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由並びに内容のご説明を申し上げます。 議案書の109ページをお願いをいたします。 初めに、提案理由を申し上げます。今回の改正は、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律が公布され、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部が改正されたことに伴い、所要の改正をするものでございます。 次に、内容のご説明を申し上げます。なお、111ページに参考資料としまして新旧対照表を添付をいたしましたので、併せて御覧ください。 渋川市手数料条例の一部を次のように改正しようとするものであります。第2条手数料を徴収する事務及び金額に係る別表から、個人番号カードの再交付の項を削除するものであります。 次に、9行目、附則であります。この条例は、令和3年9月1日より施行いたします。 以上で議案第71号 渋川市手数料条例の一部を改正する条例の説明を終わります。ご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第71号は、
総務市民常任委員会に付託いたします。
△日程第15 議案第72号 渋川市
国民健康保険条例の一部を改正する条例
○議長(
望月昭治議員) 日程第15、議案第72号 渋川市
国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 山田
スポーツ健康部長。 (
スポーツ健康部長山田由里登壇)
◎
スポーツ健康部長(山田由里) ただいまご上程いただきました議案第72号 渋川市
国民健康保険条例の一部を改正する条例につきまして、ご説明を申し上げます。 議案書の113ページをお願いいたします。初めに、提案理由についてご説明申し上げます。今回の改正は、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正に伴い、本市の
国民健康保険条例に所要の改正を行う必要が生じたものであります。 次に、議案の内容につきましてご説明を申し上げます。渋川市
国民健康保険条例の一部を次のように改正するものであります。115ページに参考資料として新旧対照表がありますので、併せて御覧ください。 上から8行目、附則第5項中の改正は、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正により、附則第1条の2の規定が削除となったため、新たな規定を設定するものです。 次に、13行目、附則は、この条例の施行期日を公布の日からとするものです。 以上で議案第72号の説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願いいたします。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第72号は、教育福祉常任委員会に付託いたします。
△日程第16 議案第73号 渋川市介護保険条例の一部を改正する条例
○議長(
望月昭治議員) 日程第16、議案第73号 渋川市介護保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 山田
スポーツ健康部長。 (
スポーツ健康部長山田由里登壇)
◎
スポーツ健康部長(山田由里) ただいまご上程いただきました議案第73号 渋川市介護保険条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。 議案書の117ページをお願いいたします。初めに、提案理由についてご説明申し上げます。今回の改正は、
新型コロナウイルス感染症の影響による介護保険料の減免措置を令和3年度において引き続き行うため、所要の改正をしようとするものであります。 次に、議案の内容についてご説明を申し上げます。なお、参考資料として119ページから120ページに新旧対照表がありますので、併せて御覧ください。 渋川市介護保険条例の一部を次のように改正するものであります。 8行目、第2条第1項第6号ア中「とする。」の次に「附則第7条第1項第2号イを除き、」を加え、減免基準においては平成30年度税制改正に伴う所得指標の見直しにより、合計所得金額とするためのものであります。 10行目、附則第7条第1項は、保険料の減免対象を規定するもので、国の財政支援の継続実施により、令和4年3月31日に同項第1号は、
新型コロナウイルス感染症の定義としていた新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正により、附則第1条の2の規定が削除されたため、新たな規定を設定するものです。 第1号同号中、「維持する者」の次に「(以下「主たる生計維持者」という。)」を加え、同項第2号中の字句の整理を行うものであります。 附則は、この条例の施行期日を公布の日からとし、令和3年4月1日以降に納期限が定められているものを遡及適用するものであります。 以上で議案第73号の説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第73号は、教育福祉常任委員会に付託いたします。
△日程第17 議案第77号
市道金井大野線(第3工区)
鉄鋼スラグ対策工事請負契約の締結について
○議長(
望月昭治議員) 日程第17、議案第77号
市道金井大野線(第3工区)
鉄鋼スラグ対策工事請負契約の締結についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 木村建設交通部長。 (建設交通部長木村裕邦登壇)
◎建設交通部長(木村裕邦) ただいまご上程いただきました議案第77号
市道金井大野線(第3工区)
鉄鋼スラグ対策工事請負契約の締結についてご説明申し上げます。 追加で配付をさせていただきました議案書の1ページをお願いいたします。
市道金井大野線(第3工区)
鉄鋼スラグ対策工事請負契約を次のとおり締結したいので、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものであります。 1の契約の目的は、
市道金井大野線(第3工区)鉄鋼スラグ対策工事であります。 2の工事の概要は、舗装工一式であります。場所は、渋川市金井地内であります。 3の契約の方法は、条件付一般競争入札であります。 4の契約の金額は、1億9,250万円であります。 5の契約の相手方は、群馬県渋川市石原903番地1、井口建設株式会社、
代表取締役、井口昭宏であります。 3ページをお願いいたします。議案第77号参考資料は、落札内容を示したものであります。工事名は、
市道金井大野線(第3工区)鉄鋼スラグ対策工事であります。 契約の方法、公告日と開札年月日は、記載のとおりであります。 入札参加申請者数は7社、入札参加業者数は5社で、いずれも市内の業者であります。 落札業者は、記載のとおりであります。 予定価格は1億9,668万円で、落札価格は1億9,250万円であります。 予定工期は、令和4年3月18日であります。 工事内容は、施工延長240.0メートル。舗装工として、車道部の表層1,610.0平方メートル、上層路盤1,610.0平方メートル、下層路盤1,742.0平方メートル、伐木40本、付帯工一式であります。 次に、5ページをお願いいたします。位置図であります。図面中央に太線で明示した部分が工事場所であります。 次に、7ページをお願いいたします。平面図であります。主要箇所についてご説明いたします。図面中央に太線で明示した部分が舗装工の施工箇所であります。付帯工としまして、区画線等を設置し、歩道部の伐木を行います。 次に、9ページをお願いいたします。アスファルト舗装の標準横断図であります。既存の鉄鋼スラグ砕石を撤去し、砕石で盛土をし、舗装を施工します。 以上で議案第77号
市道金井大野線(第3工区)
鉄鋼スラグ対策工事請負契約の締結についての説明を終わります。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願いいたします。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。 17番、角田喜和議員。 (17番角田喜和議員登壇)
◆17番(角田喜和議員) ただいま上程されました議案第77号
市道金井大野線(第3工区)
鉄鋼スラグ対策工事請負契約の締結について質疑をさせていただきます。 具体的には、参考図の7ページの黒く塗られているこの道路、240メートルの部分であります。並びに参考図3、9ページになるその下のところで標準横断図を見ますと現況と計画ありますが、現況の中で鉄鋼スラグ砕石が、これ平均ぐらいだと思うのですが、約60センチメートル入っているという、この撤去並びにどのようにこの部分のスラグ砕石並びにこれに係る土砂の撤去はしていくのか、その撤去費用は何トンぐらいあって、どこに運び出しするのか。以前も申し上げましたが、撤去を一時仮置きした中で大同特殊鋼株式会社で仮置きして、そこで処理してもらうのが経費的には一番楽ではないかという質疑を以前したことがありますけれども、その辺の手順、方法等についてお示しいただければと思います。 以上ですが、よろしくお願いいたします。
○議長(
望月昭治議員) 木村建設交通部長。 (建設交通部長木村裕邦登壇)
◎建設交通部長(木村裕邦) 角田議員のご質疑にお答えいたします。 撤去費用でございますけれども、スラグの処分費としまして4,856万円。こちらは、経費込みの金額になります。それから、スラグの運搬費でございますけれども、5,662万円。こちらも、経費込みの金額となります。 それから、スラグの処分量でございますけれども、2,560.7トンを平均厚60センチメートルということで考えて計上しております。 また、どこへということでございますけれども、スラグの処分先でございますけれども、こちらにつきましては富山県にあります株式会社アイザックを処分地として見込んでおります。 それから、仮置きはということでございますけれども、これにつきましては、昨年度もこの工事は2工区ということで行われたわけですけれども、昨年度と同様にスカイランドパーク第7駐車場を事業場外保管場所ということで考えてございます。
○議長(
望月昭治議員) 17番。
◆17番(角田喜和議員) ただいま建設交通部長より説明を、答弁いただきました。この中で、答弁もありましたが、仮置きを第7駐車場にして、運搬費は100メートルもないですから、その辺は直接的には今度請け負った業者との中ではそれほど出ないと思うのですが、これを富山のアイザックまで運ぶこの処分費並びに運搬費が多くを占めているわけです。これについて大同特殊鋼株式会社からこの撤去費用を全て受け入れて、その受け入れたもので事業を行うということでありますけれども、これ確認なのですけれども、前回指摘をした内容が今回反映されておらず、前回と同じようにされております。仮置きも事業外保管ということでやっておりますけれども、これを大同特殊鋼株式会社との協議の中でしっかりと仮置きを大同特殊鋼株式会社に持っていって、今でも大同特殊鋼株式会社からも材料というのですか、その鉄鋼スラグ等々は排出されていると思いますので、それと一緒にしたほうが私は経費的にもかからないのではないかと思ったので、指摘をさせていただいて、今回も質疑をさせていただきました。これについて大同特殊鋼株式会社との協議はどのようにされてきたのか。また、その辺について、もうほぼこれで今のところの計画撤去は終わるような気がするのですけれども、林道等々もまだ裁判の状況等もあるので、未確定のところありますが、その辺の今後の考え方も含めてお示しをいただければと思います。
○議長(
望月昭治議員) 建設交通部長。 (建設交通部長木村裕邦登壇)
◎建設交通部長(木村裕邦) スラグの対策工事につきましては、大同特殊鋼株式会社との基本協定の中で鉄鋼スラグ製品に関する調査、撤去、処分、復旧工について協議を行い、個別協定を締結して工事を発注しているところでございます。今回上程させていただきました対策工事につきましては、3年間継続している工事であります。議員のおっしゃるような指摘を前回も受けているわけでありますけれども、施工方法等につきましては継続している工事ということで、同様に考えて今までどおりの設計、積算方式で行ったところでございます。来年度4工区ということで予定がされているわけでございますけれども、同様な方法での設計、積算を行いたいと考えているところでございます。
○議長(
望月昭治議員) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第77号は、経済建設常任委員会に付託いたします。
△日程第18 議案第75号 令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第4号)
○議長(
望月昭治議員) 日程第18、議案第75号 令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 髙木市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) ただいまご上程いただきました議案第75号 令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第4号)につきまして提案理由を申し上げます。 今回の補正につきましては、市議会議員の補欠選挙を実施するための予算、畜産農家の家畜排せつ物の利用促進を図るための環境整備を支援するための予算、国の社会資本整備総合交付金の内示に伴う事業及び財源の調整など予算補正の必要が生じましたので、ご提案申し上げるものであります。充当財源につきましては、国県支出金及び繰越金などで措置をいたしました。 内容等につきましては総務部長からご説明申し上げますので、ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) 都丸総務部長。 (総務部長都丸勝行登壇)
◎総務部長(都丸勝行) 議案第75号 令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第4号)につきましてご説明申し上げます。 補正予算関係議案書の15ページをお願いいたします。令和3年度渋川市の
一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,697万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ336億2,374万3,000円としたいと思います。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によりたいと思います。 第2条、地方債の変更は、「第2表 地方債補正」によりたいと思います。 18ページをお願いいたします。第2表、地方債補正は、地方債の変更であります。起債の目的欄1行目、道路整備事業は、限度額を1,450万円増額し、7,530万円とするものであります。これは、社会資本整備総合交付金の内示額が当初見込額を上回ったことから、市道1―2046号線外2路線道路改良事業(有馬地内)について、埋蔵文化財発掘調査などを追加して実施するものであります。 2行目、地方道路等整備事業は960万円増額し、3億4,480万円とするものであります。これは、社会資本整備総合交付金の内示額が当初見込額を上回ったことに伴い、道路整備事業債を増額し、交付税措置のない地方道路等整備事業債を減額するためのものであります。 22ページ、23ページをお願いいたします。2の歳入につきまして、主なものをご説明申し上げます。13款分担金及び負担金2項5目1節の説明欄、道路建設負担金は181万1,000円の増額であります。これは、第2表、地方債補正のところで説明申し上げました市道1―2046号線外2路線道路改良事業(有馬地内)につきまして事業量を追加することによるもので、吉岡町からの負担金が増額となるものであります。 16款県支出金2項4目1節の説明欄1行目、
小規模農村整備事業補助金は277万2,000円の増額であります。これは、昨年11月に川島地内で発生した山林の斜面の崩落に対する水路の保護及び山林斜面の復旧工事に係る県の補助金を見込むものであります。 2行目、畜産環境対策総合支援事業補助金は2,365万3,000円の追加であります。これは、畜産農家の家畜排せつ物の利用を促進するため、堆肥の高品質化やペレット化に必要な施設の改修や機械の導入費用に係る県の補助金を見込むものであります。 20款繰越金1項1目1節の説明欄、前年度繰越金は2,392万7,000円の増額であります。これは、今回の補正予算の財源として充当するものであります。 21款諸収入5項4目1節の説明欄1行目、一般コミュニティ助成事業助成金は、渋川地区の新町及び川原町自治会の備品等の整備が対象で270万円。 2行目、魅力あるコミュニティ助成事業助成金は、渋川、伊香保、小野上、子持、赤城及び北橘地区の自治会連合会の備品等の整備が対象で、1,053万円のそれぞれ追加であります。これらは、一般財団法人自治総合センターの助成金及び公益財団法人群馬県市町村振興協会の助成金がそれぞれ交付決定となったことによるものであります。 24ページ、25ページをお願いいたします。次に、3の歳出の主なものにつきましてご説明申し上げます。2款総務費1項13目交通政策費の説明欄、乗合バス運行費補助事業は201万9,000円の増額であります。これは委託路線バスの運行費を補助するものでありますが、運賃収入が当初の見込みを下回ることから、補助額を増額するためのものであります。 4項1目選挙費の説明欄、市議会議員補欠選挙は1,337万円の追加であります。これは、市議会議員の欠員に伴う補欠選挙を市長選挙と同じ日程で実施するためのものであります。 26ページ、27ページをお願いいたします。9款消防費1項1目消防費の説明欄、消防施設維持管理事業は307万1,000円の増額であります。これは、防火水槽を埋設している民有地を購入するためのものであります。 2目防災対策費の説明欄、防災行政無線維持管理事業は55万7,000円の増額であります。これは、防災行政無線屋外拡声支局を設置している民有地を購入するためのものであります。 以上で議案第75号 令和3年度渋川市
一般会計補正予算(第4号)の説明を終わります。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
望月昭治議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第75号は、予算常任委員会に付託いたします。
△日程第19 議案第76号 令和3年度渋川市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
○議長(
望月昭治議員) 日程第19、議案第76号 令和3年度渋川市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 山田
スポーツ健康部長。 (
スポーツ健康部長山田由里登壇)
◎
スポーツ健康部長(山田由里) ただいまご上程いただきました議案第76号 令和3年度渋川市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。 補正予算関係議案書の29ページをお願いいたします。今回の補正は、事業勘定に係るものであります。 初めに、提案理由についてご説明申し上げます。新型コロナ感染症対策として、令和2年度に国の財政支援の下、国民健康保険税の減免を実施しましたが、令和3年度は災害等臨時特例補助金の交付がないため、国民健康保険基金により財源を確保して国民健康保険税の減免を実施し、国民健康保険加入世帯の負担軽減を図るものであります。また、市独自の制度により、減免基準を拡充して持続化給付金を受給したことによる課税額が増加する世帯の救済を図るものであります。 次に、議案の内容についてご説明申し上げます。令和3年度渋川市の
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、事業勘定の歳入歳出の予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によりたいと思います。 34、35ページをお願いいたします。初めに、事業勘定の2の歳入についてご説明申し上げます。1款国民健康保険税1項1目1節医療給付費分現年課税分は5,305万9,000円の減額であります。 2節後期高齢者支援金分現年課税分は1,848万8,000円の減額であります。 3節介護納付金分現年課税分は675万8,000円の減額であります。これは、国民健康保険税の減免による減額を見込んだものであります。 4款県支出金1項1目2節保険給付費等交付金(特別交付金)は1,382万6,000円の増額であります。これは、国民健康保険税の減免に対する交付金を見込んだものであります。 6款繰入金2項1目1節国民健康保険基金繰入金は6,447万9,000円の増額であります。これは、国民健康保険税の減額の見込みによる財源の補正であります。 36ページをお願いいたします。3の歳出についてご説明申し上げます。歳出予算は、歳入予算の補正に伴う財源の振替によるものです。補正予算による補正額の増減はありません。 以上で議案第76号 令和3年度渋川市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。